"サイクル系"アゴハッサム軸のまとめ
皆さんこんにちは、マヒナです。
今回は私が数シーズン使ってきた、"サイクル系"のアゴハッサム軸の強みや課題、構築の組み方から、選出、プレイングについてご紹介したいと思います。
↑サムネ用
最高にかっこいいイラスト:あかとんぼさん
(@AKA_Scizor)
■まえがき
※読み飛ばしても大丈夫です
私は前々から、カバマンダガルドやヒトムレヒレグロス、テテフカバリザのような、皆が強いと認め環境に一定数いるような軸を開拓したいとずっと考えてきました。
色々な軸を試しては諦めを繰り返してきた中で、このサイクル系のアゴハッサムでは、レート2000を複数回達成することができました。
サイクル系統のアゴハッサムはあまり開拓されてない分野で、現状採用している人は多くありません。
そこで、この記事を読んで、「アゴハッサム軸を使いたい!」と思っていただける方が少しでも増えれば、筆者としては嬉しい限りです。
■目次
▪️本記事の対象とゴール
▪️アゴハッサムの基本知識、前提
▪️アゴハッサムの強み
▪️アゴハッサムの課題
▪️アゴハッサム軸の構築の組み方
▪️アゴハッサムと相性の良いポケモン
▪️アゴハッサムの戦いかた
▪️サイクル系アゴハッサムの構築記事
■本記事の対象とゴール
▪️本記事はある程度一般的なポケモン対戦における知識を持つ中級者以上の方を対象とします。
▪️アゴハッサムという並びについて、この並びの強みと課題、また動かし方や構築の組み方について、皆様にご理解いただけることをゴールとしています。
■アゴハッサムの基本知識、前提
○アゴハッサムとは
▪️アーゴヨンとハッサムという並びの呼称
▪️龍と鋼は相性が良いという定説通り相性補完に優れる並びとなっています
▪️世間一般的には襷ランドから積み展開をしていくアゴハッサムの方がメジャーでしょうが、本記事で紹介するアゴハッサムは全てサイクル系のアゴハッサムとします
▪️感覚としてはラティハッサムに近く、ハッサムのとんぼ返りを活かした対面操作を行い、常に有利対面で相手を削り、疲弊したところをアーゴヨンで抜いていくことをコンセプトにしています
▪️アーゴヨンはラティオスに比べ、耐久はないですが、技範囲が広くブーストビーストによるs上昇もあるため、抜き性能に優れているという違いを持ちます
○本記事で扱うアーゴヨン、ハッサムの型
詳細は画像参照
▪️ハッサム@メガ 意地
◆技構成
とんぼ/バレパン/羽@1
候補:叩き(推奨)、剣舞、毒々
◆調整
調整は以下のリンク参照
【USUMS7】温故知新アーゴランドハッサム - 箱の中の猫
○ハッサムの叩き落とすの推奨理由
その他の選択肢として、剣舞/泥棒/毒々なども考えられるところ、パーティメンバーとの相談にもなるが、本記事を執筆している時の環境では、叩き落とすを推奨したいと考えています。
理由は、以下の通り
▪️カビゴンの増加
▪️ラッキーやポリゴン2などの輝石を叩き、アーゴヨンの通りを良くすることができる
▪️耐久振りのボルトランドやカバルドンなどの木の実、ヘドロや食べ残しを叩き回復ソースを奪うことでサイクル有利を取れる
▪️叩くことで得られる情報アドバンテージ
▪️スカーフやメガネを叩くことで、アーゴヨンの通りを良くする
○その他の技候補について
有力候補は剣舞です。剣舞型の場合はイカサマ持ちポリ2やカビゴンに安定しなくなる反面、ハッサムがフィニッシャーになる機会が増えるため、一長一短です。
▪️アーゴヨン@毒z or 龍z 臆病
◆技構成
ヘドウェ/龍波or龍星/大文字@1
候補:身代わり(推奨)、巧み、とんぼ
◆調整
h4 身代わりを4回貼れるように
b4 余り
c236 身代わり調整、DL調整の残り
d12 DL調整
s252 最速
○アーゴヨンの身代わり推奨理由
▪️アーゴヨンの毒龍という技は無効タイプがそれぞれあります。そのためアーゴヨンよりも早いスカーフポケモンや行動保証のあるミミッキュなどが無効技読みで交換出しされ、アーゴヨンの処理を狙ってくる場合があります。
▪️そこでこのサイクル構築の中のアーゴヨンには身代わりを推奨しています。読まれにくく、また既にバレていてもsの早いポケモンの身代わりはこちらに有利な拓を一方的に押し付けることができるので、試合を優位に進めていくことができます。
その他の利点
▪️状態異常技の透かし(ガッサの胞子とか)
▪️トリルや天候、フィールドターン調整
▪️スリップダメージ稼ぎ
▪️リザードンxyの判定
▪️守るに合わせてアド稼ぎ
▪️ふいうち透かし
○アーゴヨンの持ち物 毒zと龍zの比較
▪️パーティに合わせて好きな方で大丈夫です。ただ、ミミッキュに強くないパーティであれば、アーゴヨンの毒zで無振りミミッキュが飛ぶので、毒zがオススメです。
▪️また、カプレヒレと組ませている場合は毒z一択です。ミストフィールド下において、弱点をつけない相手に対する高火力打点を確保しておく必要があるからです。
▪️削れたドヒドイデやバンギを飛ばしたい時は龍zを採用しましょう。(巧みを切っている場合、受けサイクルには素直に別の回答を用意する方が無難です)
○身代わり、巧みの両採用について
▪️s14では身代わりと巧みの両採用したアーゴヨンが少し増えて結果を残していました。
▪️巧みは崩し性能や抜き性能がより高くなり、積めれば勝ちに繋がる協力な技です。
▪️その場合は龍技を切ることになりがちですが、このサイクル系のアゴハッサムにおいては、巧みを入れるメリットより、龍技を切るデメリットの方がでかいと思っています。
▪️そもそも、サイクルで削ってからアーゴヨンを展開することを基本としているため、巧む必要がそこまでないと考えてます。
▪️それよりも、ランドロスやボーマンダ、ガブリアス、シャンデラ、ヌオー、ラグラージへの打点が無くなることのほうがでかいです。
▪️対面よりのパーティーや積みリレー構築の場合は身代わり巧みアーゴヨンは有効だと思います。
■アゴハッサムの強み
○ハッサムの強み
▪️何よりハッサムの強みはそのクッション性能にあります。優秀な耐久と耐性を活かし、アーゴヨンの弱点をほぼ半減以下で受けることができます。また、相手の交換などに合わせて蜻蛉返りをすることで、常に有利対面を作り出すことができます。
▪️さらにテクニシャン補正から繰り出される先制技のバレットパンチにより、サイクルで疲弊した相手のお掃除役もこなすことができます。
▪️また、優秀な耐性と高速回復技の羽休めを覚えることから、炎ポケを処理した後の詰ませ要員として活躍することもできます。
▪️クッション、エース、詰ましと3種類の役割をこなすことができるパーティの潤滑油です。
○アーゴヨンの強み
▪️アーゴヨンの強みはメガボーマンダより高いsから繰り出される受けにくい技範囲と特性ビーストブーストによる抜き性能です。毒龍という広い技範囲に加え、サブウェポンで炎技を持つことから、毒龍を半減以下にする鋼に打点を持つことができます。そのためアーゴヨンの技をタイプ受けで受けられるポケモンは数が限られます。
▪️特にトップメタのレヒレヒトムグロスなどのタイプ補完が良い並びに対しては、特に有利を取れます。
▪️また特性のビーストブーストにより、sを上昇させることで本来抜けない相手(コケコゲッコ等)の上から行動することができるようになります。
高速ポケモンは基本耐久が低いことが多く、アーゴヨンの技を複数回受けることはできません。目の前の敵を倒せばSブーストして上から行動して勝ち。もし相手が交代してきたのであればこちらも一旦引き、2回目の同じ対面を作ります。今度は後だしできる体力は無いため、その時点で詰みとなります。
○アーゴヨンの強み × ハッサムの強み
▪️アーゴヨンは前述の通り広い技範囲と抜き性能が優秀ですが、受けだし性能はラティオスなどと比べると高くありません。そのため、ハッサムの後攻とんぼから安全に繰り出すことで、アーゴヨンの展開回数を増やし、アーゴヨンの強みをより活かすことができます。
▪️このハッサムのクッション性能+対面操作能力と、タイプ受けを許さないアーゴヨンの技範囲と抜き性能で、相手のサイクルを崩していけることがアゴハッサムの強みです。
○勝ち筋の分散と選択
▪️一般的に勝ち筋を分散でき、相手の選出、対戦の展開に合わせて、勝ち筋を見つけられる構築が強いと言われています。
▪️アゴハッサムはその並びだけで、3つの勝ち筋を持っています。
①アーゴヨンの有利対面を複数回作り出し、アーゴヨンを通していく、通し筋。
②全員をハッサムのバレパン圏内に入れ、かつハッサムが自身より早い相手の先制技を耐える状況、という通し筋。
③アーゴヨンで炎ポケを対処できてしまえば、ハッサムの羽休めで詰めることが可能になる、詰まし筋
これらの勝ち筋を対戦の中で柔軟に選んでいくことができることも、アゴハッサムの強みです。
○選出誘導力
▪️アーゴヨンはタイプ受けが難しいのもあり、相手の選出を制限する力を持っています。またハッサムも優秀な耐性と耐久、そして羽休めという高速回復技もあるので、炎技以外での処理が難しく、相手の炎ポケを誘導します。両方のポケモンの選出誘導力により相手の選出の予想がしやすいこともアゴハッサムの強みの一つです。
▪️現環境に君臨するトップメタのミミッキュは、ストッパー性能や対面性能が高いポケモンです。特にランド展開のアゴハッサムのような構築を止めるのに重宝されるため、アゴハッサムには高確率で選出されます。
▪️そのためミミッキュに対して皮を剥がしつつ切り返しができるポケモンの評価が相対的に高くなっています。ランドロスやカバルドンがガブリアスなどより重宝されているのもそのためです。
▪️しかし、そういったクッション役は選出としてのパワーはどうしてもクッション無しの選出に比べて劣りますので、その点をプレイングでカバーする傾向にあります。
テテフランドゲンガーやガルランド、カバマンダガルドなどが良い例です。
▪️その点ハッサムであれば数値の優秀なメガ枠をミミッキュに強いクッション役に採用することで、選出全体のパワーを極力落とすことなく、ミミッキュに不利を取らない選出が可能となっています。
■アゴハッサムの課題
○クッションを起点にされることへの対策
クッション入りの構築で気を付けないといけないことがあります。それはクッションを起点にされないこと。クッションを起点に積まれるとパーティーが崩壊される可能性があります。
裏に積まれても切り返しが可能なポケモンを用意しておくか、起点にされないようなプレイングを心がける必要があります。
起点にされないようなプレイングとは、ハッサムのバレパンで倒せるような体力でも、あえてとんぼ返りで倒せるように調整したり、といったところです。
○アゴハッサムで崩せない並びへの回答
アゴハッサムでは受けループやバナカグヤ、バレルバンギ、ナットドランなどのかなり受け寄りのサイクルを破壊するほどの崩し性能はありません。そのため、それらのサイクルに強い崩し要員を別途用意する必要があります。
○択の回避
サイクル構築においてはある程度仕方ない部分ではありますが、択の発生についてです。アーゴヨンやハッサムというポケモンは基本的に択を発生させやすいポケモンです。相手が交代するなら交代先に刺さる技を選びたい、それは当然のことです。しかし、肝心なことは、
①序盤に欲張ったプレイングをしないこと
②勝負どころを見極めること
③有利な択に持ち込むこと です。
①と②はプレイングにおいてのスキルですので練習するしかないですが、③は構築段階でも工夫ができます。アゴハッサムの場合はアーゴヨンに身代わりという技を採用していたり、ハッサムの耐久調整で工夫しています。
択だと思っていたけど、両対応ができる選択があった、という場面も少なくありません。しっかりその択を勝負する必要があるのか、ないのかを見極めることが肝要です。
▪️アゴハッサムの並びに必要な残りの要素について検討しました。
①アーゴヨンを通せない構築に対する第二エース(崩し性能、抜き性能)
②ハッサムがクッションとして出せない場合の第二のクッション役
③アゴハッサムが一掃されてしまう相手のストッパー
④その他ギミック耐性
です。
▪️①のアーゴヨンを通せない時のプランとして2つ考えました
①-1 アーゴヨンと合わせて役割集中をしてアーゴヨンを通せるようにする
①-2 全くアーゴヨンを通せない相手には、アーゴヨンとは別の崩し枠、エース枠を用意する
▪️②のハッサムがクッションになれない相手と、③の全抜きされてしまう可能性のあるポケモンとしては、
「ガルーラ、バシャーモ、ゲッコウガ、ウルガモス、アーゴヨン、sの上がったリザードン、ボーマンダ」などが挙げられます
▪️それらに後投げから削ってアーゴヨンの技圏内やハッサムのバレパン圏内に入れられるクッション役、もしくは積んだ相手のストッパー役が必要だと考えます
※巧み無し身代わりアーゴヨン、毒zである前提
S 何度も後だし可能
A 体力管理に気をつけておけば複数回後だし可能
B Sが上がってない状態もしくは身代わりがない状態であれば対面から倒せる、1度だけ後だし可能
Sランク
▪️ヒードラン
▪️ドヒドイデ
▪️ラッキーハピナス
▪️hdポリゴン2
▪️バンギラス
Aランク
▪️カビゴン
▪️ウツロイド
▪️チョッキランドロス
▪️エンペルト
▪️hdクレセリア
▪️珠ADマンムー
Bランク
▪️ミミッキュ
▪️スカーフカプテテフ
▪️ゲッコウガ
▪️スカーフランドロス
▪️チョッキランドロス
▪️チョッキボルトロス
▪️ミミロップ
▪️ガルーラ
これらに対し、基本的にBランクはSブーストした状態、もしくは身代わりの張った状態で対面できるようにする、ハッサムで持ち物を予め叩いておくことで対処可能
Aランクはハッサムの叩きによる弱体化+他のポケモンで多少削ることで対処が可能
Sランクに関しては限りなく体力を削っておくか、予め倒しておかないとアーゴヨンを通すことが難しいポケモン達です。
Sランクが複数いる場合はアーゴヨンを通すことは諦め、別の崩しを通すプランに変更しましょう。
■(参考)アゴハッサムを上から一掃してくるポケモン
▪️めざ炎ゲッコウガ
▪️龍舞炎パンメガバンギ
▪️龍舞ボーマンダ
▪️ウルガモス
▪️地震バシャーモ
▪️ニトチャリザードン
■アゴハッサムと相性の良いポケモン
上記を踏まえ、以下の観点で評価しつつ相性の良いポケモンを紹介する
【抜き性能】【崩し性能】【ストッパー性能】
【クッション性能】【その他ギミック耐性】
○カプレヒレ@木の実
【抜き性能】▲
鉄壁瞑想型など優秀な積み技はあるが三縦するパワーがあるかというと素早さと火力が物足りない
【崩し性能】○
クレセリアやギルガルド程度であれば瞑想を積むことで崩すことが可能。挑発があると尚良し
【ストッパー性能】○
アゴハッサムの苦手なバシャーモやリザX、ギャラドスに強く、リフレクターも覚えるためストッパー性能は十分
【クッション性能】○
耐久があり、リフレクターで仲間の耐久値を底上げできる点が優秀
【その他ギミック耐性】◎
キノガッサやカバルドンに強く優秀
【役割対象】
バシャーモ、リザードンX、サザンドラ、ミミロップ、サメハダー、激流ゲッコウガ、カバルドン、ヒードラン
【所感】
アゴハッサムレヒレという並びは相性補完に優れ、またアゴハッサムで一貫しやすいリザードンXやバシャーモ、ゲッコウガや苦手な地面に比較的強いため、相性が良いです。
フィールドとアーゴヨンの相性が悪いように思えますが、竜技を打ちたい相手は浮いていることが多く、毒zを持たせることで最大打点も確保できているので、特に問題ありませんでした。
逆にフィールド+ハッサムでキノガッサ対策になったり、テテフのフィールドの塗り替え、アーゴヨンへの竜弱点の半減など利点に働くことの方が多かった印象です。
筆者はs14でレヒレを採用し、アゴハッサムレヒレで選出が一番多く、勝率も一番高かったのでおすすめです。アゴレヒレで両リザードンに安定しやすい点がGOODです。
○ボルトロス@木の実
①10万/めざ氷/気合い玉/巧み
②10万/めざ氷/挑発/毒
【抜き性能】○
素早さはあまり振ってないので、低速相手には抜き性能が高いが、削れると高速ポケモンで止まりやすい
【崩し性能】◎
巧みによる数値受け、電気氷格闘という受けループに強めな技範囲により、相手のサイクルを崩すことに向いています
ヌオーなどが重く他に崩し要員がいる場合は、よりサイクル補助性能が高い②のほうがより使いやすいと思います。
【ストッパー性能】▲
ボーマンダに対してのみ、ストッパー性能を発揮できます
【クッション性能】○
耐久に振って木の実を持たせているため、そこそこのクッション性能はありますが、ボルチェンがないため、あくまでそこそこ。
【その他ギミック耐性】▲
電磁波無効程度
【役割対象】
ボーマンダ、バンギラス、ナットレイ、ヒードラン、ギャラ、グライオン、ランドロス、グライポリドヒド
【所感】
アーゴヨンが誘うヒードランやバンギラス、カビゴン、hdポリゴン2、ラッキーなどに対して巧み気合い玉で破壊してアーゴヨンを通すことができるため、相性がとても良かったです。
またハッサムを起点に舞われたら終わるボーマンダのストッパーも兼ねることができ、重宝しました。
○ランドロス@ゴツメ 腕白
地震/岩封/とんぼ返り/毒々orステロorビルド
【抜き性能】×
【崩し性能】▲
毒々のみ
【ストッパー性能】○
ガルーラやミミロップ、バシャーモ、リザードンx、ミミッキュなどのストッパーが可能
【クッション性能】◎
ランドの特性威嚇を絡めて、トンボで対面操作が可能
【その他ギミック耐性】×
特になし
【役割対象】
ガルーラ、ミミロップ、バシャーモ、リザードンx、ミミッキュ、等
【所感】
アゴハッサムが隙を見せると全抜きされやすいリザXやバシャーモ、バンギラス、ガルーラ、ミミロップなどに強い物理受けとして採用しました。
ウルガモスやリザードンに負担をかけられ、アーゴヨンの全抜きもサポートできるステロを撒くことができます。
特にガルーラ対策に必須です。
○バンギラス@岩z
【抜き性能】○
龍舞を2回積めた時の抜き性能はとても高い
【崩し性能】◎
岩zの火力を受けて倒れなかったものは、ほぼいない
【ストッパー性能】○
アーゴヨンや虫z以外のガモスなどを止めることが可能
【クッション性能】×
回復ソースもなく乏しい
【その他ギミック耐性】▲
いたずら心くらい
【役割対象】
バナカグヤ、ドヒドカグヤ、サンダー、ウルガモス、アーゴヨン、ナットレイ、ハッサム、ヤミヌケ
【所感】
アーゴヨンが崩せないサイクルをバカ火力で突破することができるため相性が良かったです。特にハッサムで釣りだした炎タイプを起点にできるため積みやすい場合が多かったです。
■アゴハッサムの戦い方
アゴハッサムの選出構成には基本的に2パターン存在します。
この2つの違いはアーゴヨンの通りやすさでどちらの選出をするかを決めます。
○アーゴヨンの通りが良い場合
高速エース+クッション(対面操作)+クッション(削りor詰め)
例)アゴハッサムレヒレ
アーゴヨンを通すことを念頭に置くため、ハッサムの対面操作からアーゴヨンを展開していきます。アーゴヨンで全員を倒せるように考え、選出段階で誰をどの程度削れば通していけるかを考えます。
○アーゴヨンの通りが悪い場合
高速エース+クッション+崩し(役割集中)
例)アゴハッサムボルト
アーゴヨンを止めに来るポケモン、ヒードランやウツロイド、バンギラス、ドヒドイデ、hdポリ2など、それらがパーティーにいる場合、ほぼ確実に選出されます。
そのポケモンを誘い倒す、もしくはアーゴヨンで倒せるくらいまで削るポケモンを選出することでアーゴヨンを通します。
▪️『s14使用構築!アゴハッサム軸スタン【最高最終2017】』
s14使用構築!アゴハッサム軸スタン【最高最終2017】 - カバマンダ撲滅委員会
▪️『ポケモンUSMシーズン12使用構築 最高最終R2017』
ポケモンUSMシーズン12使用構築 最高最終R2017 : ただただ雑音を放つだけ
▪️『s11使用構築 アゴハッサム軸受けサイクル 最高最終2015』
s11使用構築 アゴハッサム軸受けサイクル 最高最終2015 - カバマンダ撲滅委員会
▪️『【USUMS7】温故知新アーゴランドハッサム』
【USUMS7】温故知新アーゴランドハッサム - 箱の中の猫
良かったら使ってみてください。
「アゴハッサム軸スタン!【s14最高最終2017】」のページ|ポケモングローバルリンク
「アゴハッサム軸受けサイクル【s11最高最終2015】」のページ|ポケモングローバルリンク
■おわりに
いかがだったでしょうか。書き始めたら思ってたより長文になってしまって、後悔しました。笑
少しでもアゴハッサム強い!面白そう!!って思っていただけたでしょうか。
分からないことや個別の相談も受け付けてますので、何か聞きたいことがあればマヒナ(@mahina_poke)までご連絡ください。
それでは
s14使用構築!アゴハッサム軸スタン【最高最終2017】
皆さんこんにちは。
マヒナです。
この度、人生二度目のレート2000を達成できたので、記事にしたいと思います!
【はじめに】
※読み飛ばして大丈夫です
今季は期間が長い中で、色々な軸の構築を使用して、環境に刺さってる構築とはなにか、模索し迷走したシーズンでした(いつもか。笑)
結局どの構築を使用してもしっくり来るものがなく、以前にレート2000を達成した使い慣れたアゴハッサムに戻ってきて、なんとか最後まで走りきることができました!
応援してくれたFFの皆様にはこの場を借りてお礼申し上げたいと思います。
本当にありがとうございました!
この記事を投稿して一週間以内には、アゴハッサム愛好者を増やすべく、アゴハッサム軸の長所短所、組み方戦い方などを記したまとめ記事を投稿する予定です。
そちらも是非ご一読ください。
2019.04.19追記
良かったらこちらもご参照ください!
"サイクル系"アゴハッサム軸のまとめ - カバマンダ撲滅委員会
それでは構築紹介です。
■パーティー画像
■証跡
【コンセプト】
▪️ハッサムの後攻トンボによる対面操作を活かした、有利対面からの崩しと通し
【勝ち筋】
▪️ハッサムで対面操作
→アーゴヨンの有利対面を作り出し、こちらが有利な択を押し付けて、アーゴヨンを通す
▪️アーゴヨンで相手のボルトロスやルカリオなどのサイクル破壊ポケモンを倒し、ランドレヒレハッサムのサイクルで詰めて勝つ
▪️アーゴヨンを通せない受け寄りのパーティーにはボルトバンギによる崩しを集中させて、相手のサイクルを破壊する
【構築経緯】
▪️色々な構築をこの数シーズン使ってきたが、なかなか結果も出せず、s13~14は相棒のバシャーモを使った今までにない並びの構築を模索してきたが、上手くいかず、段々ポケモン自体のモチベーションも低下し、迷走していた。
↓
▪️その中で一番勝率が安定していて自分に合っていると感じたのは、やはりアゴハッサムだった。
▪️環境に刺さってるのかは正直わからないが、一度レート2000を達成している軸であり、数シーズン通して使ってきたので、自分の理解度が最も高い軸だった。
↓
▪️そうした経緯からアゴハッサムをまた使いたいと思い、アゴハッサムからスタート
▪️いつも通りハッサムは耐久調整の羽とんぼ型、最近カビゴンが多いのと、テテフのスカーフや、ガルドやカグヤの残飯を落とせばアーゴヨンが通りやすくなるので、剣舞の枠を叩き落とすで採用。
▪️アーゴヨンは択を軽減でき、皮の剥がれたミミッキュを1撃で倒せる身代わり毒z型で採用
↓
※ここでアゴハッサムの残りの枠に必要な要素を検討した。(後述)
↓
▪️アゴハッサムが苦手な、ヒードラン、ボーマンダ絡みのサイクルをぶち壊せそうな巧みボルトロスを第二の崩しポケモンとして採用
▪️耐久木の実型なのはアーゴヨンと合わせて選出して、役割集中して欲しいから。
↓
▪️ハッサムだけだとサイクルを回しにくい、ガルーラやバシャーモ、その他物理ポケモンに強く出れる、ゴツメランドロスを第二のクッションとして採用
↓
▪️ここまでで重い、剣舞バシャーモ、リザードンxに強く、カバルドンのあくび耐性やハッサムと合わせてキノガッサ対策にもなり、後述のバンギラスのストッパー性能や崩し性能を高められる、瞑想リフレクカプレヒレを採用
↓
▪️ボルトアーゴヨンで崩しきれないサイクル(バナカグヤなど)を崩せ、ここまでで重いウルガモスやアーゴヨンのストッパーにもなる岩zバンギラスを採用して完成した
↓
▪️しばらく上記で回していたが、
①ヌオー入りの受けループを崩せない
②命中不安が多く外し負けが多い
③ハッサムが少し重い
という課題があり、ヌオー入り以外の受けサイクルはバンギだけでもほぼ壊滅できるので、ボルトの型を、巧み、気合い玉→挑発、毒に変更した。さらにランドの型をより詰め性能の高くハッサム軸に強いビルド型に変更した。ボルトの魅力の火力は無くなったが、挑発のおかげでより後ろのバンギの起点を作ったり何かと便利で、勝率も安定した。
【アゴハッサムの残りの枠に必要な要素】
▪️アゴハッサムはハッサムをクッションとしてアーゴヨンを通す構築である
▪️だとすると、残りの枠に必要な要素は、
①アーゴヨンを通せない場合の第二プラン
②ハッサムがクッションとして出せない場合の第二のクッション役
③アゴハッサムが一掃されてしまう相手のストッパー
④その他ギミック耐性
だと考えた。
▪️①のアーゴヨンを通せない時のプランとして2つ考えた
①-1 アーゴヨンと合わせて役割集中をしてアーゴヨンを通せるようにする
①-2 全くアーゴヨンを通せない相手には、アーゴヨンとは別の崩し枠を用意する
▪️アゴハッサムが全抜きされてしまう可能性のあるポケモンとしては、
「ガルーラ、バシャーモ、めざ炎ゲッコウガ、ウルガモス、アーゴヨン、sの上がったリザードン」などが挙げられる
▪️それらに後投げから削ってアーゴヨンやハッサムのバレパン圏内に入れられるクッション役、もしくは積んだ相手のストッパー役が必要だと考えた。
【個体解説】
◯アーゴヨン@毒z
■所感
間違いなくこの構築の絶対的エース!
今季初めて2000達成したときも身代わりアーゴヨンが刺さって気持ちよく3縦してくれた
アーゴヨンを出せた対戦の勝率は高く、環境にも刺さっていたように感じた。
龍技を打ちたい相手は浮いてるかレヒレで相手するため、レヒレのフィールドとのアンチシナジーは全く感じなかった。
ヒードランがいたら基本出さなかったのだが、相手のヒードラン選出率が異様に低かったので、もっと出しても良かったかもしれない。
選出率第3位
◯ハッサム@メガ
■所感
この構築の心臓であり、潤滑油
堂々の選出率第1位
周りを炎に強い駒で揃えているため、どんな構築にもほぼ出していた。
(選出率95%ほど)
叩き落とすは想定通り今季は刺さっていた。ギルガルドやテッカグヤの残飯、カビゴンの木の実を叩いたり、ラッキーやポリゴン2の輝石を叩くことで裏の通りを良くしたりできた。また、テテフのスカーフを叩くことでアーゴヨンが素の状態で抜いていけるようになったりと採用して良かった。
■所感
シーズン最終日の夕方まで努力値振りをずっと間違っていた子。笑
ハッサム軸はガルーラやクチートが重いので、選出率は低いが無くてはならない子だった。もし他のポケモンでガルーラやクチートに回答を持てるなら、スカーフでも面白いと思う。
選出率第6位
◯ボルトロス@半分回復実
■所感
火力と耐久のバランスが丁度良い、パーティー第二の潤滑油
当初は巧み気合いで採用していたが、あまりにバンギラスの崩し力が高く、受けサイクルに過剰気味だったというのと、アゴハッサムボルトという選出したときにカバルドンに好き放題荒らされたくなかったので挑発を採用。
またこの構築はヌオーを倒す手段がほぼ無かったので、毒を採用した。おかげでヌオー入りとの対戦も半分くらいは拾うことができた。
選出率第4位
◯カプレヒレ@半分回復実
■所感
本構築の守り神。ハッサムと合わせて選出することが多く、選出率はハッサムに次いで第2位。
アゴハッサムレヒレという選出がどんな構築にも幅広く対応ができ、選出しやすかった。また、アゴハッサムレヒレで選出したときの勝率は約8割で自信の持てる選出だった。
ギャラやバシャーモ、リザx、ボーマンダを受けてもらうことが多いので、耐久振りが安定だが、これもスカーフやメガネでも面白いと思うので、次のシーズンでは試してみたい
◯バンギラス@岩Z
■所感
本構築の破壊神。
ヌオーやカバルドン入り以外の受け気味のサイクルを破壊できる力を持つ。
また、以前まではAS振りで使用していたが、最低限の火力を確保し耐久に振ってみた。
主に2龍舞する前提にしたので、龍舞しやすくなる耐久振りは正解だった!
A方面
+2岩z ほとんどのやつが消し飛ぶ
+1岩z 補正ありh振りカグヤが高乱数
+0岩z h振りアシレーヌが高乱数
S方面
+1 準速ボルト抜き
+2 最速135属抜き
残り耐久に振り分け
ランドロスの地震や舞ったボーマンダの地震、特化メガネレヒレのドロポンや特化メガネテテフのムンフォを耐えたりするので、最後の最後でギリギリ耐えて勝つシーンが多かった。
今季最後の対戦でもギリギリ1耐えして逆転できたのはこの子のおかげ。
ただ、今季は剣舞ガルドの影響か、受けサイクルにヌオーが標準で搭載されていたので、ヌオーをなんとかしないと通していけなかった。来季の受けサイクルのメンツによっては交代も必要かもしれない。
【選出】
○概要
①崩し兼エース+クッション+クッション
→安定したサイクルからの崩しを通すプラン
②崩し兼エース+クッション+崩し兼エース
→最低限のクッションから、崩し2体で役割集中をかけて、どちらかのエースを通していくプラン
○具体例
▪️アゴハッサム@1(ランドorレヒレ)
→アゴハッサムで見れない相手にクッションになれるやつを選択
→アゴハッサムレヒレが一番多い選出。アーゴヨンを通せる時は基本これ
▪️アゴハッサムボルト
→アーゴヨン単体では崩せないサイクルに対して、ボルトとアーゴヨンで役割集中させて崩すプラン
▪️バンギハッサム@1
→アーゴヨンを何度出しても決して突破できないような相手に、龍舞バンギラスを通していくプラン
→火傷や催眠電磁波をケアするなら@1はレヒレ、ミミッキュだけが重いならランド、全体的に受けサイクルに厚くするなら挑発を持ったボルトが安定していた。
【重い相手】
▪️ヌオー、トリトドン
▪️エルレイド
▪️ハッサム
▪️虫zウルガモス
▪️めざ炎草zゲッコウガ
▪️デンジュモク
▪️テクスチャーポリゴンz
▪️バシャーモバトン
▪️雨パ、砂パ
【おわりに】
今季もたくさんの人に応援していただきました!
関わった全ての皆さんに感謝いたします!
S15はもう少しこのアゴハッサム軸を煮詰めて、次はレート2100を目指していきたいなと思ってます!
一緒にアゴハッサムを煮詰めたいってくださる方にはQRをお渡ししますのでDMしてください!お待ちしてます!✨
社会人になって、結婚してからレート始めた自分でも、夜寝る前や会社が始まるまでの朝の時間を頑張って捻出して、対戦数を稼いできました。
忙しくなっても時間は作れるものなので、是非皆さんこれからも一緒に盛り上げていきましょう!
では
s12使用構築【アゴハッサム軸スタン】
皆さんこんにちは
マヒナです。
s12は最高196x(証拠無し)最終爆死という結果に終わってしまい、悔しい結果になってしまいました。
結果が出なかった構築ではありますが、反省と数少ない展開系じゃないアゴハッサム軸構築の記録として、簡単にご紹介したいと思います。
以下常態。
■コンセプト
▪️対面操作(クッション)+高火力で崩す
■構築経緯
▪️最近、アゴハッサムの人ですよね、と言ってくれる人が増えたので、アーゴヨン+ハッサムを軸にしたパーティを組むことに決めた
↓
▪️めざ炎ゲッコウガに簡単にやられてしまうので、ゲッコウガ受けとしても優秀で、特殊全般を役割範囲にできる、なまいき恩返しポリ2を使うことにした。
↓
▪️このメンツで特にキツイのが、カバルドン、バシャーモ、ニトチャリザードンx、ギャラドス
等だったので、カプレヒレかアシレーヌから選ぼうと思い、ポリ2のトリルから切り返すことができる点と、フィールドで龍技半減されない点、単純に火力の差から、アシレーヌにした。
↓
▪️当初アシレーヌとアーゴヨンのzが被っていたが、アシレーヌ、アーゴヨン、ハッサムという選出が思ってたより多かったので、アーゴヨンをフルアタでめざ地を採用して、メガネで使うことにした。おかげでヒードラン入りにも出していけるようになった。
↓
▪️残り、受けサイクル等がキツかったのと、テッカグヤ、ヒードラン、ギルガルド、がキツかったので、挑発ギロチングライオンを採用。
▪️舞ったボーマンダやニトチャリザードンxへの対抗手段として、スカーフゲッコウガを採用していた。
↓
▪️しかし、スカーフゲッコウガは火力が無く微妙だったのと、ポリゴン2のトリルやアシレーヌで対面処理することで切り返せることが多かった。
▪️またグライは起点になることが多く、全体が受けサイクルじゃない構築にピンで採用して強いポケモンではないとわかった。
▪️それらの点を考慮して、見直しすることにした。
↓
▪️アシレーヌ、アーゴヨン、ハッサム、の使い心地がとても良かったので、ポリ2も継続して、残り2枠を見直すことにした。
↓
▪️改めて、重い受けサイクルを潰せる枠を考えたところ、電気zホルードに行きついた。ポリゴン2やカビゴンも重かったので、叩き落とす採用。
↓
▪️ここまでの5体でまだ若干重かったのが、キノガッサ、ガルーラ、水耐久などだったので、催眠対策もできて後攻催眠で対面操作が可能な、ゴツメモロバレルを採用した。
↓
▪️しばらくはこれで回していた。その中で、トリルポリゴン2はそこそこ強いのだが、火力があるポケモンではなかった。またアシレーヌは別にトリルにしなくても強く、あまりトリルが有効に働くことが少なかった。
そこで、火力も出せて、有利対面で積むことで詰ませ性能が高いカビゴンをポリゴン2の代わりに採用してみて構築が完成した。
■各個体の解説
▪️アーゴヨン@メガネ
臆病ほぼcs
龍波/めざ地/放射/ヘドウェ
メガネの火力は思っていた以上にあり、択勝ちしている時はかなり強かった。
しかし、択が多く発生してしまうのと、耐久がラティオスと比べて低いため、繰り出し回数には制限があり、扱いが非常に難しかった。
今期安定しなかった原因
▪️ハッサム@ナイト
意地 252-44-124-0-76-12
とんぼ/剣舞/バレパン/羽
アーゴヨンが不利対面を取った時の引き先として非常に優秀。
この構築はこのハッサムが心臓であり潤滑油であるため、炎タイプが何枚いても平気で投げていた。
むしろハッサムで炎タイプを釣り、アーゴヨンやアシレーヌで裏に負担をかけていた。
▪️アシレーヌ@アシレーヌz
冷静 252-4-92-116-44-0
アクジェ/うたかた/ムンフォ/アンコール
友人から貰った調整でかなり使いやすかった
また火力もかなり出るので、このハッサムのとんぼ返りからの高火力をテーマにしている構築に非常にマッチしていた
また、アンコールを非考慮の人が多く、相手の展開を阻止したり、詰ませる動きや起点回避ができたので非常に良かった。
▪️カビゴン@木の実
意地 調整は昔作ったやつで忘れた
鈍い/捨て身/炎パン/リサイクル
意地捨て身型が思っていた以上の高火力が出たのと、能動的に木の実を食べにいけたので使いやすかった。
1積みでコケコやゲッコウガなども飛ばせたりした。
ボーマンダに薄い構築だったため、基本的にこのカビゴンでボーマンダを見ていた。
▪️ホルード@電気z
意地 as252
ワイボ/冷パン/地震/叩き
受けサイクル崩し要員
かなり強かった。この構築で重いカビゴンやポリゴン2の弱体化をさせたり、テッカグヤやレヒレを電気zで吹き飛ばしたりと大活躍だった。
素のsが遅いので今度は高速移動型とか使ってみたい
▪️モロバレル@ゴツゴツメット
のんき hb252
ガルミミガッサ専用
アゴハッサムで重いガルーラを削り、キノガッサの選出を抑制する係
ほぼほぼ出さなかったが、出した対局は活躍してくれたので良かった。
アシレーヌと合わせて初手のコケコを誘うので、ホルードの餌を連れてきてくれた。
■反省
①択が多く発生する構築にしてしまったこと
択勝負は好きだが、勝率が安定しない原因になってしまった。
②序盤のモチベーションの低下
前期2000を達成してしまったこととプライベートが忙しかったのもあり、なかなかモチベーションが上がらなかった。
s13はちゃんと序盤からガシガシ潜っていく予定
③色々な構築に手を出しすぎ
今期はミミロップ軸やカバリザ、ランドアゴギャラなど色々な構築をたくさん考えて使っていた。
第7世代の特徴として構築理解度が大きく影響していると思っている。現にいつもとは違う構築を使っていて上手くいかなくていつものに戻してレート2000達成したという記事が多い気がしている。
"私の並び"と思えるものが無かった私に取ってはそれをまず探すところから始めようと思い色々な構築に手を出したが、そのせいで結局構築理解度が低く、レートが伸び悩んでしまったように思える。
s13では一つの構築を煮詰めていきたい。
今期考えた他の並びについては時間があるときにまた書いていけたらと思います。
s12お疲れ様でした。
【ハッサムvsメタグロス】グライドヒデポリ2に合わせるなら
今回s11で使用した構築(以下参照)で私は、
グライオン、ドヒドイデ、ポリゴン2のサイクルに、メガハッサムを合わせて使用した。
s11使用構築 アゴハッサム軸受けサイクル 最高最終2015 - カバマンダ撲滅委員会
既存の構築だとこのハッサムの枠は、メタグロスになっていることが多い
(その場合はアーゴヨンはスカーフ)
今回はメタグロスよりもハッサムの方が優れていると感じた点について語っていく。
※あくまで私の個人的な意見なので違う意見をお持ちの方もいるかと思います。一意見として読んでください。
【鋼枠である必要性】
まずはなぜこの枠にハッサムまたはメタグロスが必要なのか、について説明する。
理由は、グライドヒドポリ2だと、カプテテフなどのエスパータイプの受けが存在しないからである。
ちなみに、メガ枠にゲンガーを採用する場合は鋼枠を用意せずに、HDカプブルルで対応している場合が多い。(1位の構築みたいに)
そのためエスパータイプ、フェアリータイプの両方を受けられるのであれば鋼枠でなくても良いのだが、今回は話が発散してしまうため、ハッサム、メタグロスに絞って比較していく。
以下メタグロスと比較した際の長所、短所を挙げていく。
※重要な点は太字
【長所】
- 高速回復技持ち
- 詰まし枠としてサイクルに参加できる
- めざ炎のないカプテテフに強い
- ミミッキュに強い
- 先制技の威力がハッサムの方が高い
- とんぼ返りでこちらの高速エースポケを無償降臨させやすい
- 共に採用されやすいアーゴヨンとの相性補完が良い
- グライドヒドイデポリ2が技構成によっては突破されてしまうメタグロスに有利
- 剣舞で崩し役を担うこともできる
- オニゴーリに強い
【短所】
- sが遅い
- 4倍弱点を持つ
- 技の通りが悪い(鋼、虫)
- ボルトロスなどに対面有利を取れない(潰し枠としての対応範囲が狭い)
- 追加効果がない
【所感】
私は、メガハッサムは上から通していくエースポケモンとしてより、詰ませる戦い方と他のエースポケモンを活かすことに向いているポケモンだと思っています。
そのため、他の受けポケモンと合わせてサイクルを回せる点、詰まし性能が高いという点、アーゴヨンとの相性を評価して、メガハッサムを採用しました。
特にメタグロスにはハッサムのとんぼ→アーゴヨンに繋いでeasywinでき勝率が非常に高かったので、良かったです。
メタグロスを採用していた場合は対面からだと同速勝負になり安定しません。
またアーゴヨンの大文字を向こうのメタグロスがよく耐えてくるので、ハッサムのとんぼで削りを入れることが重要でした。
またオニゴーリに強いという点もかなり大事な点で、受けサイクルには必ずと言っていいほどオニゴーリを選出されます。
ハッサムはオニゴーリ対策の中でも、メタグロスに比べて優秀な点が多く、とんぼ返りからアーゴヨンの龍zやバレパンで処理するなどできます。
いかがだったでしょうか。
ハッサム入りの受けサイクルはあまり今まで見かけなかったので、書いてみました。
この記事が何か皆様の検討の一助になれば幸いです。
s11使用構築 アゴハッサム軸受けサイクル 最高最終2015
こんにちは!マヒナです!
s11でようやく念願のレート2000を達成したので、記事を公開させていただきます!
【はじめに】
※読み飛ばしてもらって大丈夫です。
1850を越えてからは7割くらいの勝率で上げていけて、20チャレも2回目で達成できたので、そこまで苦労せず到達できて非常に嬉しく思っています。
(逆に15,16の時になんであんなに苦労したのか。。。)
今回意識したトップメタのボーマンダ入りのパーティへの勝率は78.4%!!
ボーマンダ被選出時の勝率はなんと91.4%と非常に高い勝率を叩き出せて満足しています!!
相棒のバシャーモを失墜させたボーマンダを駆逐してやる!!!!
【並び】
【証拠】
以下常体
【パーティコンセプト】
"通し"と"詰め"の両方の勝ち筋を自然と狙えるパーティにする。
①アーゴヨン、ハッサムのバレパンの一貫を作って、上から通して勝つ
②グライポリ2ドヒドクレセ(ハッサム)の無限サイクルで相手を詰ませて勝つ
【パーティ構築経緯】
▪️身代わりアーゴヨンが強いと感じそこから構築スタート
↓
▪️自分はサイクルしか使えないので、アーゴヨンとサイクルを回す上で相性の良いメガハッサムを採用。積みリレーのような羽休めを切った型ではなく、テンプレのとんぼ羽休め型で採用。
→ 後攻とんぼの対面操作からアーゴヨンの火力と択を押し付ける勝ち筋の創出
↓
▪️サイクル構築として詰ませる勝ち筋も作りたく、かつアーゴヨン、ハッサムが勝てないヒードラン、ドヒドイデに強いグライオンを採用。
→グライ、ハッサムでサイクルを回し、削れたところをアーゴヨンで全抜き or グライハッサムのサイクルで詰ませる。という勝ち筋の創出
→カバルドンに仕事をさせたくなかったので、挑発グライオンを採用
→また後述する並び的に滅びゲンガーに強くしたかったので、意地HaD型で採用
↓
▪️代表的なメガ枠のうち、ボーマンダに薄かったので、カバマンダガルドに強い並びであるグライポリ2を作れる、図太いアナライズポリゴン2を採用。
↓
▪️バシャーモ、ウルガモスに一掃される、ゲッコウガに薄いと感じたので、おだやか混乱実両受けドヒドイデを採用。
↓
▪️このままではジャラランガ、ボルトロス、csテッカグヤに薄く崩されてしまうので、逆に起点にしていける残飯瞑想クレセリアで対策することにして構築完成。
【個体解説】
▪️アーゴヨン@龍z
本構築の圧倒的エース。
この子の身代わりが上手く決まった時が最高に気持ちいい。
【身代わりの採用理由と所感】
身代わりの枠が悪巧みで崩しに寄せている型が一般的。
悪巧み読みや龍技読みでミミッキュやスカーフテテフへの交代をよくされる。
そのため、技選択の際に択になりやすい。
↓
身代わりという技はその択を緩和し、相手のz技の消費、後述するドヒドイデの撒いた毒びしの毒ダメージ稼ぎ、トリルターン▪️フィールドターンの調整、バシャーモの守るやキノガッサの胞子時のアド稼ぎ、初手リザードン対面のxy判定など、役立つ場面が非常に多かった。
↓
そして、アーゴヨンの毒、龍、サブウェポンの炎を全て受けきれるポケモンは少なく、
身代わり後のアドが大きい。
本来、相手の無効技読みの交換を決められてしまった場合は、相手のスカーフポケでそのまま倒されたり、こちらの攻撃を一発耐えて、返しの一撃でやられたりしてしまう。
それを身代わりを盾に抜いていくことができるため、悪巧みよりもアーゴヨンの抜き性能を高める技だと考えている。
悪巧みがなくなることでラッキー、ポリゴン2、ドヒドイデを倒せなくなったり、耐久甘えたバンギラスを飛ばせなくなったりするが、こちらはサイクル構築なので、無理な相手を悪巧みで無理やり突破するより、有利な味方に交換すればよい。
身代わりアーゴヨンの素案をいただいたペクチンさんには感謝!!✨
選出率同率1位
▪️ハッサム@メガストーン
抜きエースにも詰まし役にも崩し役にもなる万能枠。パーティの潤滑油。
炎タイプを誘いやすく、交換に合わせてとんぼ→アーゴヨン出しで有利対面を作りやすく、アーゴヨンのお供としてこれ以上の組み合わせはない。
ハッサムは高速回復技と優秀な耐久と耐性のため終盤の詰まし役にもなることができ、高火力先制技によってお掃除役にもなれる。また、剣舞を積むことで崩し役を担うこともできるなど、本当に色々な仕事をこなしてくれた。
めざ炎メタグロスはやめてね
あと1900チャレの時に当たった雷パン一発麻痺とアイへ怯みで運だけで突破してきたあのメタグロスは絶対許さねぇ。。
調整は友人であるちゃっくさんの構築記事を参考にさせていただきました!!
固さと火力のバランスが絶妙で、この構築にはこれ以上ないほどの調整でした!
【USUMS7】温故知新アーゴランドハッサム - 箱の中の猫
選出率同率1位
▪️グライオン@どくどくだま
詰まし要員かつ、低速サイクルに対する崩し
○挑発採用について
特にテッカグヤやエアームド、ラッキー、ドヒドイデ、モロバレルに対して挑発を打つことで、相手になにもさせずにppをからすなり、ギロチンの的にすることなどができた。
有利対面でギロチンうってくだけで相手のサイクルを崩せていけたので挑発グライは強い
調整はこちらの単体考察記事を参考にさせていただきました!
【単体考察・育成論】 HADハイブリットグライオン 最高2057 - 絶対弱者
無断掲載なので問題があれば消します
選出率同率4位
ボーマンダメタかつ、主要なメガ枠の対策を一手に引き受ける必殺仕事人
ボーマンダメタに特化したような対策だと、選出されない際にお荷物になることもあるが、ポリゴン2はボーマンダ対策の中でも最も汎用性の高いポケモンだと感じた
混乱実瞑想コケコには起点にされるだけなのでさっさと後ろに引きましょう
選出率第3位
▪️ドヒドイデ@バンジのみ
型と持ち物がコロコロ変わっていた子
ドヒドイデの役割対象が、ゲッコウガ、ウルガモス、リザードン、バシャーモ、ギルガルドと特殊に多かったため、なまいきでの採用
持ち物は最初ヘドロにしていたが、居座って粘るより、クッションとしての運用の方が多かったのと、なまいきでミミッキュを見るためには必要だったので、混乱実で正解だったと思う。
熱湯で全然焼いてくれなくて一時期本当に解雇しようかと思ったけど、焼かなくても勝てるくらい強かったので、仕方なく継続採用していた。
選出率第6位
▪️クレセリア@たべのこし
特殊を起点にしていく瞑想クレセリア
毒守ギルガルドやヒードランをも起点にしてしまう対特殊ポケ最終兵器
こいつが瞑想身代わりして詰ませて勝った試合が後半とても多かった。
2000チャレの時もこの子がラッキーとドヒドイデを突破してくれたおかげで勝てた
ppマックスの状態の個体を譲って頂いたアシタカさんに感謝✨
選出率同率4位
【選出】
○考え方
▪️まずどの勝ち筋を通すか考える
①受け回しで勝てそうかどうか
②崩されそうな場合、アーゴヨンかハッサムのどちらを通せそうか確認する
③通せそうな②を通す上で障害となる相手に後だしできるやつを選ぶ
▪️どうしても4匹いないと受けきれない、サイクルを回せない場合
→誰が一番来なさそうかを考える
→そいつがこない前提でまた①から思考を再開する
○代表軸ごとの選出
▪️カバマンダガルド
→グライオン、ポリゴン2、@1
@1はヒードラン、ウツロイド、バンギラス、マンムー等がいない場合はアーゴヨンになることが多い
【終わりに】
2000手前でTwitterで応援してくれたFFの皆様
ならびに、今期対戦いただいたトレーナーの皆様
ありがとうございました!!
【追記】
1.今期は受け回しが多かったみたいですね。
この構築は挑発グライや瞑想クレセリアが受け回しに強く、そういった構築には割と勝てたので、環境に刺さっていた感じがしました。
2.また受けサイクルの天敵であるオニゴーリに対し、ハッサムのバレパン、とんぼ→のアゴの龍z、ドヒドイデの毒びしなど、しっかりと対策を用意できていた点がとても良かったです。
【✨Special Thanks✨】
ハッサムの調整をいただいたちゃっくさん✨
クレセリアやアナライズポリ2の個体を譲っていただいたアシタカさん✨
ポイントマックスを13個も貸していただけたミスにぃさん✨
そして毎日のごとく(というか本当に毎日)構築の相談を聞いてくれたぬまゴリラさん✨
みんな、本当に
ありがとおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!