【s27使用構築レート1819】イベルダイナラキヌオー
皆さんお久しぶりです。マヒナです。
ルールが激変したとのことで、久しぶりにランクマに100戦だけと決めて、潜ってみました。
昔みたいに楽に勝てる人なんていなくて、残っているのは猛者ばかりなんだなと、痛感させられました。笑
久しぶりのランクマや構築を考えるのは単純に楽しかったです。
最終日、流行りのサンザシオーガにはほぼ負けなかったので、構築の出来には満足してます。
全体の勝率は65勝35敗で65%
最終日は10戦やって、70%くらいでした。
では、構築紹介です。
最終順位とレートとかは、低いですが追記します。
■パーティー画像
追記!
■コンセプト
▪クッションで場を整えて、エースを通して勝つ
▪エースで場を荒らして、受けで詰ませて勝つ
■経緯
▪禁伝の中で一番好きなイベルタルを使って、いつも通り受け攻め構築を作りたいと考えました。
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▪イベルタルが不利なザシアン受け兼地面枠にゴツメヌオー、カバルドンやランドロスも試しましたが、安定しないのが性に合わなくてヌオーに戻しました。
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▪特殊受けにラッキー、ハピナスとの選択ですが、私はラッキーの方が慣れてるし好き。今回はイベルタルが身代わり対策もできてるのもあって、ラッキーのままで行きました。
▪カイオーガ受けるなら万能傘ハピナスじゃないと無理と言われましたが、ラッキーでもちゃんと振れば全然耐えれるやんって思って、カイオーガの珠潮吹きを2耐えする程度にまで特殊方面の耐久を伸ばしました。
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▪受けの役割分散役と、詰める勝ち筋を強固にするムゲンダイナを採用。
▪コンセプトから持ち物は黒ヘドロ、技構成は再生とコスパは確定で、残りは殴る性能も持たせられるように、ダイマ砲とマジフレを選択しました。
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▪ここまでで、ランドロスが重かったのと、イベルタルが出しにくいザシアン構築に通していけるエースとして、珠テッカグヤを採用しました。
▪初手のカバルドンやラグラージ、重いガマゲロゲやレヒレを飛ばせるように草結びを採用しました。結構有用で良かったです。
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▪ラストにストッパー役兼初手の安定感を高めるスカーフエースバーンを採用しました。
▪特性でスカーフバレせず、とんぼ返りでカイオーガの体力削って安全にラッキーに着地してました。
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▪イベルタルの型について最後まで悩んでましたが、初手のカバルドンやラグラージのステロ展開がきついのと、受け構築を崩せないという課題があったので、
挑発羽型のイベルタルを採用しました。
▪持ち物について、チョッキにしたら補助技使えないけど、特殊方面の禁伝と殴り合える性能を確保したいと悩んでいたところ、友人からタラプイベルタルを教えてもらって、採用したところ見事にハマって、そのまま最後まで使いました。カイオーガや特殊イベルタル、瞑想レヒレに瞑想させずに突破するなど、特殊方面への詰めが強力な型でした。
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最終日前日に重めな、
▪積むゼルネアスへの回答
▪身代わり瞑想カイオーガへの回答
▪(イベル使っておきながら)重めな日食ネクロズマへの回答
▪ジガルデに安定する回答
これらを解決するため、ラッキーの電磁波を瞑想、ヌオーの毒々を鈍いに変更しました。その変更のおかげか、ラッキーやヌオーで詰ませて勝つ対戦が多く、最終日に想定通りの活躍をしてくれました。
■個体解説、調整意図、評価
▪イベルタル@タラプのみ 臆病
211-x-116-169-123-166
76 HP / 4 Def / 140 SpA / 36 SpD / 252 Spe
バークアウトとタラプの実でたいていの特殊ポケモンを起点にできてしまう化け物。レヒレ対面も挑発する余裕があり、トリックや瞑想をしてくるレヒレを逆にカモにしていた。
補助技を使いつつ、サンダーやカイオーガ、その他特殊禁伝にも打ち合いが強くなるため、これ以上の持ち物は無かったと思う。
調整意図は主にカイオーガとの打ち合いを意識して振ったのと、カイオーガの上からバクアを打てるように最速にしました。
最高にかっこいいこいつと最後まで潜れて楽しかったです。
▪ラッキー@輝石 おだやか
331-x-52-x-172-70
44 HP / 212 Def / 252 SpD
特殊全般受け。ラッキー以外でまともに使える特殊受けが私の手元に無く、調整をオーガの雨下珠しおふき(=雨下ダイスト)を2耐えする程度まで振りました。
最終日にカイオーガやゼルネアスなどの特殊積みアタッカーにも負けないように電磁波→瞑想に変更した。ラッキーいなくても特殊と打ち合える枠ってのがいると、必ずしもラッキーを出さなくても良いってなるので、選出択の解消に繋がります。最終日はヌオーと合わせて選出して、詰ませる対戦が多かったです。
▪ヌオー@ゴツゴツメット わんぱく
202-105-150-x-86-49
252 HP / 252 Def / 4 SpD
イベルタルが苦手なザシアン受け。技構成は色々悩みました。ジガルデや龍舞日ネクを受けるために、鈍いを仕込みたかったのですが、あくびは対面操作やダイマ流し、ラッキーと合わせたステロ欠伸に必要。毒々は交代先に向かって、ザシアンとの対面で打つなど安定しないプレイングになりがちだったので、毒々を鈍いに変更しました。ラキヌオー選出は環境的にもっとできないものかと思ってましたが、全然普通に出せたし勝てました。
▪ムゲンダイナ@黒ヘドロ 臆病
241-x-141-166-116-178
204 HP / 204 Def / 4 SpA / 4 SpD / 92 Spe
受けの分散役。ラキヌオーが苦手な草物理や悪ウーラオス、毒々の一貫などを切ってもらう役割。ダイマ砲は毒々や毒菱などと変えながら使っていましたが、殴れる性能もあることで、使い方の幅が広がりました。ヌオーの毒も鈍いにしてしまったので、毒を撒けるポケモンがいなくなってしまったのが悩み。ムゲンダイナの毒々は警戒されるので、別のポケモンで撒いてムゲンダイナで詰める、という形を取りたいです。
鳳凰はムゲンダイナで受けるしか無かったので、鳳凰相手にはムゲンダイナの体力を大事にしました。
後述のテッカグヤで荒らしてからムゲンダイナで詰めるムーブがとても強かったです。
▪テッカグヤ@珠 臆病
173-x-123-159-121-124
4 HP / 252 SpA / 252 Spe
ザシアン入りに出すエース。環境的に刺さりが良かったと思います。パーティー的に受けっぽく見えるはずですが、初手から出すとアタッカーを警戒された。イベルタルが珠じゃないので、別のポケモンに珠を与えてダイマアタッカーとして運用したかったので、ムゲンダイナと相性が良いテッカグヤにしました。
ランドロスがいるときは極力出しました。ビーストブーストという特性が壊れ。抜きエースとしては申し分ない性能をしてました。
▪エースバーン@スカーフ 陽気
155-168-95-x-96-188
252 Atk / 4 SpD / 252 Spe
初手の様子見要員兼ストッパー。当初はメタモンにしていましたが、初手の出し負けが響く場合、選出じゃんけんになりにくいように初手安定のとんぼ返りから展開できる要員が欲しいと考えました。
ザシアンにも強めなエースバーンを採用しました。ヒヒダルマとの選択。
そこそこ想定通り活躍してくれました。
■選出
▪受け1攻め2
→受けきるのは難しい場合の選出。ヌオーの対面操作、ラッキーのステロなど、どのポケモンに対しては引いて場を整えて、誰を通すかなど、ある程度選出画面で道筋を決めて動かします。
多かった選出は、
▪エスバ、ムゲンダイナ、イベルタル
▪エスバ、ムゲンダイナ、テッカグヤ
▪エスバ、ヌオー、イベルタル
▪エスバ、ラッキー、イベルタル
▪攻め1受け2
→受けきるのも狙えそうな場合の選出。受けで場を整えたら抜きエース1体で抜いていけそうな場合もこの選出。ラッキーのステロとヌオーのあくびを組み合わせて、場を整えることもありました。初手ダイマで荒らして受けで詰ませる立ち回りもやりました。
多かった選出は、
▪ラッキー、ヌオー、イベルタル
▪エスバ、ラッキー、ヌオー
▪イベルタル、ムゲンダイナ、ラッキー
▪テッカグヤ、ムゲンダイナ、ラッキー
▪テッカグヤ、ラッキー、ヌオー
■重いポケモン
▪ダイジェット持ち鉢巻悪ウーラオス
→ムゲンダイナでも受けきれない。ダイナックルから入ってくるからそのタイミングでダイマ砲合わせられたら勝てるけど、、
▪物理珠すいすいガマゲロゲ
→ダイアースをテッカグヤで透かして大草原で切り返すとか、ヌオーでヤンキー居座ってダイストリームにあくびするとかで頑張ってました。
▪鉢巻ドラパルト
→龍の一貫切れてないし、テッカグヤも受けれる型じゃないからキツイ。イベルタル合わせて処理したいがサイクル負けしやすい。
■蛇足
▪サンザシオーガだと受けを全く崩せてなくて、サンザシオーガにはほぼ負けなかったです。昔のカバマンダガルドはポリグライの受けを相当頑張らないと崩せないのと同じだなーって思い返してました。
▪ポケモンは得られる達成感に対して、かかる労力と時間が割に合わないので、来季からはまた適度に離れるかなーって気がします。
▪1年くらいポケモンから離れて、レート2000とか数字を追わずに、好きなポケモン使って、自分で納得できる構築を組むことを目標にやるポケモンは楽しかったです。
無理して夜中まで睡眠時間と体力削ってやるより、1日1~2戦くらいでぼちぼちやってるのが良かったです。
ランクマとの距離感って大事。