カバマンダ撲滅委員会

ポケモンシングルレート2000達成したので開きました。構築記事を掲載します。

"サイクル系"アゴハッサム軸のまとめ


皆さんこんにちは、マヒナです。

 

 今回は私が数シーズン使ってきた、"サイクル系"のアゴハッサム軸の強みや課題、構築の組み方から、選出、プレイングについてご紹介したいと思います。

 


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↑サムネ用

最高にかっこいいイラスト:あかとんぼさん

(@AKA_Scizor)

 

■まえがき

※読み飛ばしても大丈夫です

 

 私は前々から、カバマンダガルドやヒトムレヒレグロス、テテフカバリザのような、皆が強いと認め環境に一定数いるような軸を開拓したいとずっと考えてきました。

 

 色々な軸を試しては諦めを繰り返してきた中で、このサイクル系のアゴハッサムでは、レート2000を複数回達成することができました。

 

 サイクル系統のアゴハッサムはあまり開拓されてない分野で、現状採用している人は多くありません。

 そこで、この記事を読んで、アゴハッサム軸を使いたい!」と思っていただける方が少しでも増えれば、筆者としては嬉しい限りです。


■目次
 ▪️本記事の対象とゴール
 ▪️アゴハッサムの基本知識、前提
 ▪️アゴハッサムの強み
 ▪️アゴハッサムの課題
 ▪️アゴハッサム軸の構築の組み方
 ▪️アゴハッサムと相性の良いポケモン
 ▪️アゴハッサムの戦いかた
 ▪️サイクル系アゴハッサムの構築記事

 ▪️参考QRレンタルパーティー
 ▪️おわりに


■本記事の対象とゴール
 ▪️本記事はある程度一般的なポケモン対戦における知識を持つ中級者以上の方を対象とします。
 ▪️アゴハッサムという並びについて、この並びの強みと課題、また動かし方や構築の組み方について、皆様にご理解いただけることをゴールとしています。

 

アゴハッサムの基本知識、前提
 ○アゴハッサムとは
 ▪️アーゴヨンハッサムという並びの呼称
 ▪️龍と鋼は相性が良いという定説通り相性補完に優れる並びとなっています
 ▪️世間一般的には襷ランドから積み展開をしていくアゴハッサムの方がメジャーでしょうが、本記事で紹介するアゴハッサムは全てサイクル系のアゴハッサムとします
 ▪️感覚としてはラティハッサムに近く、ハッサムのとんぼ返りを活かした対面操作を行い、常に有利対面で相手を削り、疲弊したところをアーゴヨンで抜いていくことをコンセプトにしています
 ▪️アーゴヨンラティオスに比べ、耐久はないですが、技範囲が広くブーストビーストによるs上昇もあるため、抜き性能に優れているという違いを持ちます

 

 ○本記事で扱うアーゴヨンハッサムの型
 詳細は画像参照
 ▪️ハッサム@メガ 意地


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  ◆技構成
  とんぼ/バレパン/羽@1
  候補:叩き(推奨)、剣舞、毒々
  ◆調整
  調整は以下のリンク参照

 【USUMS7】温故知新アーゴランドハッサム - 箱の中の猫

 

ハッサムの叩き落とすの推奨理由
 その他の選択肢として、剣舞/泥棒/毒々なども考えられるところ、パーティメンバーとの相談にもなるが、本記事を執筆している時の環境では、叩き落とすを推奨したいと考えています。
 理由は、以下の通り
 ▪️カビゴンの増加
 ▪️ラッキーやポリゴン2などの輝石を叩き、アーゴヨンの通りを良くすることができる
 ▪️耐久振りのボルトランドやカバルドンなどの木の実、ヘドロや食べ残しを叩き回復ソースを奪うことでサイクル有利を取れる
 ▪️叩くことで得られる情報アドバンテージ
 ▪️スカーフやメガネを叩くことで、アーゴヨンの通りを良くする

 

○その他の技候補について

 有力候補は剣舞です。剣舞型の場合はイカサマ持ちポリ2やカビゴンに安定しなくなる反面、ハッサムがフィニッシャーになる機会が増えるため、一長一短です。

 

 ▪️アーゴヨン@毒z or 龍z 臆病

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  ◆技構成
  ヘドウェ/龍波or龍星/大文字@1
  候補:身代わり(推奨)、巧み、とんぼ
  ◆調整
  h4 身代わりを4回貼れるように
  b4 余り
  c236 身代わり調整、DL調整の残り
  d12 DL調整

  s252 最速

 

 ○アーゴヨンの身代わり推奨理由
 ▪️アーゴヨンの毒龍という技は無効タイプがそれぞれあります。そのためアーゴヨンよりも早いスカーフポケモンや行動保証のあるミミッキュなどが無効技読みで交換出しされ、アーゴヨンの処理を狙ってくる場合があります。
 ▪️そこでこのサイクル構築の中のアーゴヨンには身代わりを推奨しています。読まれにくく、また既にバレていてもsの早いポケモンの身代わりはこちらに有利な拓を一方的に押し付けることができるので、試合を優位に進めていくことができます。
 その他の利点
 ▪️状態異常技の透かし(ガッサの胞子とか)
 ▪️トリルや天候、フィールドターン調整
 ▪️スリップダメージ稼ぎ
 ▪️リザードンxyの判定
 ▪️守るに合わせてアド稼ぎ
 ▪️ふいうち透かし

 

アーゴヨンの持ち物 毒zと龍zの比較
 ▪️パーティに合わせて好きな方で大丈夫です。ただ、ミミッキュに強くないパーティであれば、アーゴヨンの毒zで無振りミミッキュが飛ぶので、毒zがオススメです。
 ▪️また、カプレヒレと組ませている場合は毒z一択です。ミストフィールド下において、弱点をつけない相手に対する高火力打点を確保しておく必要があるからです。
 ▪️削れたドヒドイデやバンギを飛ばしたい時は龍zを採用しましょう。(巧みを切っている場合、受けサイクルには素直に別の回答を用意する方が無難です)

 

○身代わり、巧みの両採用について

 ▪️s14では身代わりと巧みの両採用したアーゴヨンが少し増えて結果を残していました。

 ▪️巧みは崩し性能や抜き性能がより高くなり、積めれば勝ちに繋がる協力な技です。

 ▪️その場合は龍技を切ることになりがちですが、このサイクル系のアゴハッサムにおいては、巧みを入れるメリットより、龍技を切るデメリットの方がでかいと思っています。

 ▪️そもそも、サイクルで削ってからアーゴヨンを展開することを基本としているため、巧む必要がそこまでないと考えてます。

 ▪️それよりも、ランドロスボーマンダガブリアスシャンデラ、ヌオー、ラグラージへの打点が無くなることのほうがでかいです。

 ▪️対面よりのパーティーや積みリレー構築の場合は身代わり巧みアーゴヨンは有効だと思います。

 

アゴハッサムの強み
 ハッサムの強み
 ▪️何よりハッサムの強みはそのクッション性能にあります。優秀な耐久と耐性を活かし、アーゴヨンの弱点をほぼ半減以下で受けることができます。また、相手の交換などに合わせて蜻蛉返りをすることで、常に有利対面を作り出すことができます。
 ▪️さらにテクニシャン補正から繰り出される先制技のバレットパンチにより、サイクルで疲弊した相手のお掃除役もこなすことができます。
 ▪️また、優秀な耐性と高速回復技の羽休めを覚えることから、炎ポケを処理した後の詰ませ要員として活躍することもできます。
 ▪️クッション、エース、詰ましと3種類の役割をこなすことができるパーティの潤滑油です。

 

 アーゴヨンの強み
 ▪️アーゴヨンの強みはメガボーマンダより高いsから繰り出される受けにくい技範囲と特性ビーストブーストによる抜き性能です。毒龍という広い技範囲に加え、サブウェポンで炎技を持つことから、毒龍を半減以下にする鋼に打点を持つことができます。そのためアーゴヨンの技をタイプ受けで受けられるポケモンは数が限られます
 ▪️特にトップメタのレヒレヒトムグロスなどのタイプ補完が良い並びに対しては、特に有利を取れます。
 ▪️また特性のビーストブーストにより、sを上昇させることで本来抜けない相手(コケコゲッコ等)の上から行動することができるようになります。
 高速ポケモンは基本耐久が低いことが多く、アーゴヨンの技を複数回受けることはできません。目の前の敵を倒せばSブーストして上から行動して勝ち。もし相手が交代してきたのであればこちらも一旦引き、2回目の同じ対面を作ります。今度は後だしできる体力は無いため、その時点で詰みとなります。

 

 アーゴヨンの強み × ハッサムの強み
 ▪️アーゴヨンは前述の通り広い技範囲と抜き性能が優秀ですが、受けだし性能はラティオスなどと比べると高くありません。そのため、ハッサムの後攻とんぼから安全に繰り出すことで、アーゴヨンの展開回数を増やし、アーゴヨンの強みをより活かすことができます。
 ▪️このハッサムのクッション性能+対面操作能力と、タイプ受けを許さないアーゴヨンの技範囲と抜き性能で、相手のサイクルを崩していけることがアゴハッサムの強みです。

 

 ○勝ち筋の分散と選択
 ▪️一般的に勝ち筋を分散でき、相手の選出、対戦の展開に合わせて、勝ち筋を見つけられる構築が強いと言われています。
 ▪️アゴハッサムはその並びだけで、3つの勝ち筋を持っています。
  ①アーゴヨンの有利対面を複数回作り出し、アーゴヨンを通していく、通し筋。
  ②全員をハッサムのバレパン圏内に入れ、かつハッサムが自身より早い相手の先制技を耐える状況、という通し筋。
  ③アーゴヨンで炎ポケを対処できてしまえば、ハッサムの羽休めで詰めることが可能になる、詰まし筋
 これらの勝ち筋を対戦の中で柔軟に選んでいくことができることも、アゴハッサムの強みです。

 

 ○選出誘導力
 ▪️アーゴヨンはタイプ受けが難しいのもあり、相手の選出を制限する力を持っています。またハッサムも優秀な耐性と耐久、そして羽休めという高速回復技もあるので、炎技以外での処理が難しく、相手の炎ポケを誘導します。両方のポケモンの選出誘導力により相手の選出の予想がしやすいこともアゴハッサムの強みの一つです。

 

ミミッキュを誘うがミミッキュに強い

 ▪️現環境に君臨するトップメタのミミッキュは、ストッパー性能や対面性能が高いポケモンです。特にランド展開のアゴハッサムのような構築を止めるのに重宝されるため、アゴハッサムには高確率で選出されます。

 ▪️そのためミミッキュに対して皮を剥がしつつ切り返しができるポケモンの評価が相対的に高くなっていますランドロスカバルドンガブリアスなどより重宝されているのもそのためです。
 ▪️しかし、そういったクッション役は選出としてのパワーはどうしてもクッション無しの選出に比べて劣りますので、その点をプレイングでカバーする傾向にあります。
  テテフランドゲンガーやガルランド、カバマンダガルドなどが良い例です。
 ▪️その点ハッサムであれば数値の優秀なメガ枠をミミッキュに強いクッション役に採用することで、選出全体のパワーを極力落とすことなく、ミミッキュに不利を取らない選出が可能となっています。

 

アゴハッサムの課題
 ○クッションを起点にされることへの対策
 クッション入りの構築で気を付けないといけないことがあります。それはクッションを起点にされないこと。クッションを起点に積まれるとパーティーが崩壊される可能性があります。

 裏に積まれても切り返しが可能なポケモンを用意しておくか、起点にされないようなプレイングを心がける必要があります。
 起点にされないようなプレイングとは、ハッサムのバレパンで倒せるような体力でも、あえてとんぼ返りで倒せるように調整したり、といったところです。

 

 アゴハッサムで崩せない並びへの回答
 アゴハッサムでは受けループやバナカグヤ、バレルバンギ、ナットドランなどのかなり受け寄りのサイクルを破壊するほどの崩し性能はありません。そのため、それらのサイクルに強い崩し要員を別途用意する必要があります。

 

 ○択の回避
 サイクル構築においてはある程度仕方ない部分ではありますが、択の発生についてです。アーゴヨンハッサムというポケモンは基本的に択を発生させやすいポケモンです。相手が交代するなら交代先に刺さる技を選びたい、それは当然のことです。しかし、肝心なことは、
①序盤に欲張ったプレイングをしないこと
②勝負どころを見極めること
③有利な択に持ち込むこと です。
①と②はプレイングにおいてのスキルですので練習するしかないですが、③は構築段階でも工夫ができます。アゴハッサムの場合はアーゴヨンに身代わりという技を採用していたり、ハッサムの耐久調整で工夫しています。
 択だと思っていたけど、両対応ができる選択があった、という場面も少なくありません。しっかりその択を勝負する必要があるのか、ないのかを見極めることが肝要です。

 

アゴハッサムの構築の組み方

 ▪️アゴハッサムの並びに必要な残りの要素について検討しました。
アーゴヨンを通せない構築に対する第二エース(崩し性能、抜き性能)
ハッサムがクッションとして出せない場合の第二のクッション役
アゴハッサムが一掃されてしまう相手のストッパー
④その他ギミック耐性
です。

 

▪️①のアーゴヨンを通せない時のプランとして2つ考えました
 ①-1 アーゴヨンと合わせて役割集中をしてアーゴヨンを通せるようにする
 ①-2 全くアーゴヨンを通せない相手には、アーゴヨンとは別の崩し枠、エース枠を用意する

 

▪️②のハッサムがクッションになれない相手と、③の全抜きされてしまう可能性のあるポケモンとしては、
「ガルーラ、バシャーモゲッコウガウルガモスアーゴヨン、sの上がったリザードンボーマンダ」などが挙げられます


▪️それらに後投げから削ってアーゴヨンの技圏内やハッサムのバレパン圏内に入れられるクッション役、もしくは積んだ相手のストッパー役が必要だと考えます

 

▪️④は特にカバルドンキノガッサの催眠耐性などです

 

■(参考)アーゴヨンを通せないポケモンランク

※巧み無し身代わりアーゴヨン、毒zである前提
S 何度も後だし可能
A 体力管理に気をつけておけば複数回後だし可能
B Sが上がってない状態もしくは身代わりがない状態であれば対面から倒せる、1度だけ後だし可能

 

Sランク
▪️ヒードラン
▪️ドヒドイデ
▪️ラッキーハピナス
▪️hdポリゴン2
▪️バンギラス


Aランク
▪️カビゴン
▪️ウツロイド
▪️チョッキランドロス
▪️エンペルト
▪️hdクレセリア
▪️珠ADマンムー


Bランク
▪️ミミッキュ
▪️スカーフカプテテフ
▪️ゲッコウガ
▪️スカーフランドロス
▪️チョッキランドロス
▪️チョッキボルトロス
▪️ミミロップ
▪️ガルーラ

 

 これらに対し、基本的にBランクはSブーストした状態、もしくは身代わりの張った状態で対面できるようにする、ハッサムで持ち物を予め叩いておくことで対処可能
 Aランクはハッサムの叩きによる弱体化+他のポケモンで多少削ることで対処が可能
 Sランクに関しては限りなく体力を削っておくか、予め倒しておかないとアーゴヨンを通すことが難しいポケモン達です。
 Sランクが複数いる場合はアーゴヨンを通すことは諦め、別の崩しを通すプランに変更しましょう。

 

■(参考)アゴハッサムを上から一掃してくるポケモン
▪️めざ炎ゲッコウガ
▪️龍舞炎パンメガバンギ
▪️龍舞ボーマンダ
▪️ウルガモス
▪️地震バシャーモ
▪️ニトチャリザードン

 

アゴハッサムと相性の良いポケモン
 上記を踏まえ、以下の観点で評価しつつ相性の良いポケモンを紹介する
【抜き性能】【崩し性能】【ストッパー性能】
【クッション性能】【その他ギミック耐性】

 

 ○カプレヒレ@木の実

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【抜き性能】▲
 鉄壁瞑想型など優秀な積み技はあるが三縦するパワーがあるかというと素早さと火力が物足りない
【崩し性能】○
 クレセリアギルガルド程度であれば瞑想を積むことで崩すことが可能。挑発があると尚良し
【ストッパー性能】○
 アゴハッサムの苦手なバシャーモやリザX、ギャラドスに強く、リフレクターも覚えるためストッパー性能は十分
【クッション性能】○
 耐久があり、リフレクターで仲間の耐久値を底上げできる点が優秀
【その他ギミック耐性】◎
 キノガッサカバルドンに強く優秀
【役割対象】
 バシャーモリザードンX、サザンドラミミロップサメハダー、激流ゲッコウガカバルドンヒードラン

【所感】

 アゴハッサムヒレという並びは相性補完に優れ、またアゴハッサムで一貫しやすいリザードンXやバシャーモゲッコウガや苦手な地面に比較的強いため、相性が良いです。
 フィールドとアーゴヨンの相性が悪いように思えますが、竜技を打ちたい相手は浮いていることが多く、毒zを持たせることで最大打点も確保できているので、特に問題ありませんでした。
 逆にフィールド+ハッサムキノガッサ対策になったり、テテフのフィールドの塗り替え、アーゴヨンへの竜弱点の半減など利点に働くことの方が多かった印象です。

 筆者はs14でレヒレを採用し、アゴハッサムヒレで選出が一番多く、勝率も一番高かったのでおすすめです。アゴヒレで両リザードンに安定しやすい点がGOODです。

 

 ボルトロス@木の実
 ①10万/めざ氷/気合い玉/巧み
 ②10万/めざ氷/挑発/毒


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【抜き性能】○
 素早さはあまり振ってないので、低速相手には抜き性能が高いが、削れると高速ポケモンで止まりやすい
【崩し性能】◎
 巧みによる数値受け、電気氷格闘という受けループに強めな技範囲により、相手のサイクルを崩すことに向いています

 ヌオーなどが重く他に崩し要員がいる場合は、よりサイクル補助性能が高い②のほうがより使いやすいと思います。
【ストッパー性能】▲
 ボーマンダに対してのみ、ストッパー性能を発揮できます
【クッション性能】○
 耐久に振って木の実を持たせているため、そこそこのクッション性能はありますが、ボルチェンがないため、あくまでそこそこ。
【その他ギミック耐性】▲
 電磁波無効程度
【役割対象】
 ボーマンダバンギラスナットレイヒードラン、ギャラ、グライオンランドロス、グライポリドヒド 

【所感】

  アーゴヨンが誘うヒードランバンギラスカビゴン、hdポリゴン2、ラッキーなどに対して巧み気合い玉で破壊してアーゴヨンを通すことができるため、相性がとても良かったです。
  またハッサムを起点に舞われたら終わるボーマンダのストッパーも兼ねることができ、重宝しました。

 

 ランドロス@ゴツメ 腕白
 地震/岩封/とんぼ返り/毒々orステロorビルド

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【抜き性能】×
【崩し性能】▲
 毒々のみ
【ストッパー性能】○
 ガルーラやミミロップバシャーモリザードンx、ミミッキュなどのストッパーが可能
【クッション性能】◎
 ランドの特性威嚇を絡めて、トンボで対面操作が可能
【その他ギミック耐性】×
 特になし
【役割対象】
 ガルーラ、ミミロップバシャーモリザードンx、ミミッキュ、等

【所感】

 アゴハッサムが隙を見せると全抜きされやすいリザXやバシャーモバンギラス、ガルーラ、ミミロップなどに強い物理受けとして採用しました。
 ウルガモスリザードンに負担をかけられ、アーゴヨンの全抜きもサポートできるステロを撒くことができます。

 特にガルーラ対策に必須です。

 

 バンギラス@岩z


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【抜き性能】○
 龍舞を2回積めた時の抜き性能はとても高い
【崩し性能】◎
 岩zの火力を受けて倒れなかったものは、ほぼいない
【ストッパー性能】○
 アーゴヨンや虫z以外のガモスなどを止めることが可能
【クッション性能】×
 回復ソースもなく乏しい
【その他ギミック耐性】▲
 いたずら心くらい
【役割対象】
 バナカグヤ、ドヒドカグヤ、サンダー、ウルガモスアーゴヨンナットレイハッサム、ヤミヌケ

【所感】

  アーゴヨンが崩せないサイクルをバカ火力で突破することができるため相性が良かったです。特にハッサムで釣りだした炎タイプを起点にできるため積みやすい場合が多かったです。

 

アゴハッサムの戦い方
 アゴハッサムの選出構成には基本的に2パターン存在します。
 この2つの違いはアーゴヨンの通りやすさでどちらの選出をするかを決めます
 アーゴヨンの通りが良い場合
 高速エース+クッション(対面操作)+クッション(削りor詰め)
 例)アゴハッサムヒレ
  アーゴヨンを通すことを念頭に置くため、ハッサムの対面操作からアーゴヨンを展開していきます。アーゴヨンで全員を倒せるように考え、選出段階で誰をどの程度削れば通していけるかを考えます
  
 アーゴヨンの通りが悪い場合
 高速エース+クッション+崩し(役割集中)
 例)アゴハッサムボルト
  アーゴヨンを止めに来るポケモンヒードランウツロイドバンギラスドヒドイデ、hdポリ2など、それらがパーティーにいる場合、ほぼ確実に選出されます。
  そのポケモンを誘い倒す、もしくはアーゴヨンで倒せるくらいまで削るポケモンを選出することでアーゴヨンを通します

 

■サイクル系アゴハッサムの構築記事

▪️『s14使用構築!アゴハッサム軸スタン【最高最終2017】』

s14使用構築!アゴハッサム軸スタン【最高最終2017】 - カバマンダ撲滅委員会

 

▪️『ポケモンUSMシーズン12使用構築 最高最終R2017』

ポケモンUSMシーズン12使用構築 最高最終R2017 : ただただ雑音を放つだけ

 

▪️『s11使用構築 アゴハッサム軸受けサイクル 最高最終2015』

s11使用構築 アゴハッサム軸受けサイクル 最高最終2015 - カバマンダ撲滅委員会

 

▪️『【USUMS7】温故知新アーゴランドハッサム

【USUMS7】温故知新アーゴランドハッサム - 箱の中の猫

 

■参考QRレンタルパーティー

筆者の構築のQRレンタルパーティーを公開しました。

良かったら使ってみてください。

 

アゴハッサム軸スタン!【s14最高最終2017】」のページ|ポケモングローバルリンク

Pokémon Global Link

 

アゴハッサム軸受けサイクル【s11最高最終2015】」のページ|ポケモングローバルリンク

Pokémon Global Link

 

■おわりに

 いかがだったでしょうか。書き始めたら思ってたより長文になってしまって、後悔しました。笑

 少しでもアゴハッサム強い!面白そう!!って思っていただけたでしょうか。

 分からないことや個別の相談も受け付けてますので、何か聞きたいことがあればマヒナ(@mahina_poke)までご連絡ください。

 それでは