カバマンダ撲滅委員会

ポケモンシングルレート2000達成したので開きました。構築記事を掲載します。

【s14 最終231位 最終レート2004】フェロラキドヒドwithカバカグヤ

皆さんこんにちは

マヒナです。

 今回はs14にて初めて3シーズン連続でレート2000を達成できたので、記事に残していきたいと思います。

 今期はプライベートが忙しく1ROMを100数戦しかできなかったのですが、なんとか結果を残せて良かったです。

最終日にかなり沼ってしまったのですが、最終日前日に2000に載せた時の直近の勝率は22-3でかなり高く、10連勝くらいしてたので、調子良かったです。


■証跡/パーティー画像
◯パーティー
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◯証跡
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■コンセプト
 ①受けサイクルで序盤は情報収集を行い、ステロなどの場作りから、アタッカーを通す
 ②アタッカーで荒らして受けで詰ませて勝つ
 複数の勝ち筋を常に用意して、これらをプレイングの中で状況に応じて選べるようにする


■裏コンセプト
 今期は、前期に受け寄りの構築が結果を残したこともあり、ウーラオス入りの崩しに重きを置いた構築が多かった
 それらの構築に受けで対処するのは強くないと感じたため、今回は裏コンセプトとして、カバルドンのあくびステロ展開から、アタッカーを先に通していくコンセプトを裏に据えた


■構築経緯
▪️初手交代という行為が最もアドを取れない行為であると考えていた。
▪️そこで、初手で何も仕事ができないことが少ない(安定行動をしやすい)、スカーフフェローチェを、s13に引き続き軸に採用した。
▪️受けサイクルで序盤情報収集を行い、フェローチェを通すことがコンセプトなので、受け性能と攻めに繋ぐ性能の両立を行える甘えるステロラッキーを採用

▪️受け切りという勝ち筋に大きく貢献する、物理受けの相方として、ドヒドイデを採用

▪️ドヒドイデ、ラッキーが不利を取る
 - ドリュウズ
 - ランドロス
 - カミツルギ
 - ゴリランダー
 などがいたときに、
 ドヒドイデの代わりに選出する物理受け補完枠
 フェローチェの代わりに選出して、上記に後出しして対処しやすいアタッカー枠
 の2通りを考えたが、①の場合、ドヒドイデの役割対象であるエースバーンなどに強くて、上記のポケモン全てに強く出れるポケモンがいなかった+あまり受けに寄せすぎたくない、という理由で②の方向性で考えた。
▪️結果、上記のポケモンに強く出れる、テッカグヤを第二のアタッカー枠として採用した。

▪️フェローチェ+ラキドヒド、テッカグヤ+ラキドヒドの2通りの選出を用意できた。
▪️次に、気になった課題は以下の通り
テッカグヤに明確に強いのがいない
②電気の一貫
③サンダーに強いのがラッキーしかいないこと
④ウーラオス入りの構築に後手後手になりがち

▪️上記の課題を解決するために、補完の受けを採用することも考えたが、ウーラオスのことを考えると、あまり受けに回る考え方が強くないように感じた。(ウーラオスへの完全なる受けの回答を用意するのがめんどくさくなった)。そこで、裏選出としてカバルドンのあくびステロ展開を先にしかけることを考えた
▪️ステロを撒いた上で、裏アタッカーの珠テッカグヤを先に展開できれば、サンダー、ウーラオス、レヒレにも負けないと考えた。
▪️ステロ役には、サンダーにもある程度行動保証があり、出し負けの少ないHDカバルドンを初手の展開要員として採用

▪️カバルドン+ダイマテッカグヤの3体目の詰めのポケモンとして、襷エースバーンを採用して、構築の完成とした。


■個体解説
フェローチェ@スカーフ 意地
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147(4)-206(244)-70(100)-x-58(4)-191(156)
とんぼ返り/インファ/アクセル/ドリルライナー

[育成意図]
 前期はASぶっぱでしたが、今期はちゃんと努力値を調整しました。
ミミッキュの影やウーラオスのアクジェなどの先制技2回で縛られるケースがあったので、Sをアーゴヨン抜きにまで落とし、Bに割きました
 技構成はコンセプトからとんぼ返りとタイプ一致で打てるインファ、4倍打点勢やサンダーへの打点となるトリプルアクセルまでは確定。ラストはウツロイドダイマした時の性能、ワンちゃんドヒドイデに抗える、ドリルライナー。
[使い方]
 基本的に初手に出してとんぼ返りで場面を整えてました。構築記事書いてて思いましたが、昔からハッサムのとんぼ返りで場面整えてたし、とんぼ返りって技好きすぎるな。
 フェローチェから受けサイクルを始動させて、ステロや削りで場を整えてから、フェローチェを通していきます。
[所感]
 2000チャレでアクセル4回当てなきゃいけない場面きっちり当ててくれて相棒としての自覚たっぷりでした!!
 一貫作ったときの強さが尋常じゃなく、基本的にレヒレさえ削れば通していけたので、環境に刺さっていたと思います。
 スカーフフェローチェは、ダイジェット勢や天候エースが先にダイマを切って展開してきた時の、ストッパーとしてとても優秀で、受け攻め構築には無くてはならない存在でした。


◯ラッキー@進化の輝石 図太い
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348(180)-x-62(252)-x-135(76)-70
産み/地球投げ/ステロ/甘える

[育成意図]
 H多めに振って物理への行動保証を持たせて、甘えるで裏の起点を作れるようにしました。目安としては、珠陽気ドリュウズ地震をほぼ2耐え(意地なら砂かき下でもフェローチェが抜いている)、意地ウーラオスのインファや意地エースバーンの膝確定耐えです。
[使い方]
 フェローチェテッカグヤが不利を取るサンダーやカプ・レヒレなどの特殊ポケモンに投げて、ステロを撒いて展開していきます。
[所感]
 ドヒドイデと合わせて広い範囲を見ることができ、誤魔化し性能が高い。カプ・レヒレにはよく挑発怒りで崩されてしまいますが、こちらもレヒレさえ削ったらフェローチェが通る試合が多く、特に対策しようとは思わなかったし、実際それで結果を残せました。


ドヒドイデ@ヘドロ 図太い
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157(252)-x-224(252)-73-163(4)-55
再生/トーチカ/黒霧/熱湯

[育成意図]
 一番汎用性の高いHB特化。Sを調整しても活きる場面がどれだけあるかわかりませんし、これで良かったと思います。
 技構成は受け、ダイマ枯らしや誤魔化し範囲などを考えると、この構成しか考えられません。
[使い方]
 受け攻め選出をするときには基本的にラッキーと合わせて選出します。ラッキーを受けの軸に相手のダイマ枯らしや受けきりに貢献してもらいます。ラッキーかドヒドイデかのどちらかを切らないといけない時は、後々の展開や相手の裏を読んで切るポケモンを決めます。
[所感]
 いつの間にかめちゃくちゃ信用しているポケモンになりました。レヒレと入れ換えて使っていた時もありましたが、誤魔化し性能から受けの安定感を考えると、やっぱりこのポケモンじゃないとダメだとなりました。


テッカグヤ@珠 控えめ
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173(4)-x-123-174(252)-121-113(252)
エアスラ/メテオ/文字/徹底光線(ギガドレ)

[育成意図]
 他にも色々な調整試した方が良かったかもしれませんが、ずっとCSぶっぱで使っていて、あんまり困らなかったしこれで良かったと思います。
 技構成はギガドレインに一時期変えてましたが、徹底抗戦じゃないと勝てなかった試合もあれば徹底抗戦のせいで負けた試合もあるので一長一短です。
[使い方]
 カバルドンのステロあくびから展開か、初手に出してサンダーだったらカバルドン引き、それ以外なら初手ダイマなどが多かったです。
[所感]
 テッカグヤが通ってる構築が多くて環境に刺さってました。しかし終盤には少しメタられていたのかEZ WINを取らせてくれるのは無くなってました。(一回サンダー+ボルトロス構築に止められて、どれだけテッカグヤに厚くしてるんだって思いました。)
 今期のMVPです。


カバルドン@お盆 慎重
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210(212)-132-144(44)-x-136(252)-67
岩封/あくび/ステロ/吹き飛ばし

[育成意図]
 陽気珠水ウーラオスの水流連打耐え
 残りHD
 挑発で止められてしまうので、岩封で挑発→浮いてるポケモンへの引きを安定にさせないようにしました。
[使い方]
 基本的に初手出し。もしくは初手テッカグヤのサンダーからの引き先として選出。あくびステロで起点を作成が主な役割です。
[所感]
 耐久調整をしたので安心して初手に投げられるのが良かったです。岩封のおかげで降参もらえたこともあったし、ダイジェットエースバーンへの打点にもなったので、正解だったと思いました。

◯エースバーン@襷 意地
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155-184(252)-95-x-96(4)-171(252)
火炎/膝/ダスト/ふい

[育成意図]
 レヒレへの打点へのダスト、残りは汎用性を重視
[使い方]
 適当に刺さりが良いときに適当に選出。
[所感]
 スカーフレヒレが突っ張ってきてダストで倒されていくのが気持ちよかったです。この補完は100点では無かったと思いますが、エースバーンの汎用性が高いので80点くらいはありました。

■選出
▪️カバルドン+テッカグヤ@1
 →受け攻めでは後手後手になりそうな場合、先手先手で攻めていった方が勝てそうな場合はこの選出。
▪️フェローチェ+ラキドヒド
 →受け攻め選出。この選出をできた時の勝率は高かった。
▪️その他組み合わせ選出


■立ち回りで気を付けていること
▪️勝ち筋を常に複数意識する
 ◯◯を防げば△△が通る、△△を防げば◯◯が通る、詰めれる というように、相手が何を選択してきても勝てるという状況を常に維持できるように、盤面を整える。


■Special Thanks
▪️2000から潜る勇気をくれたぬまごりらさん
▪️いつもポケ談させてくれる、ちきんぽけさん、らんどくん
▪️受け攻めの師匠であるいっきさん
▪️対戦させていただいた方々
ありがとうございました!!


■おわりに

久しぶりにレート2000に載せて嬉しかったs12
レート2000で終わって悔しかったs14

俺はまだ成長できると感じました。

悔しい気持ちをバネにs15も頑張ります