【s13:最終順位152位.最終レート2016】フェローチェ軸カバラキドヒド受け攻め構築
皆さんこんにちは
マヒナです。
S13もレート2000乗ることができた+最高順位も更新したので、構築記事を書いていきたいと思います。
■パーティー概要
■証拠画像
■コンセプト
『受け攻めスイッチ構築』
◯受け→攻め
▪️序盤、受けによる安定したサイクルで相手の型の情報を収集し、攻めアタッカーを通しやすい場の下準備を行う
▪️受けで場を整えた後、高速アタッカーを通していく
◯攻め→受け
▪️初手ダイマも含め積極的にダイマを切り、相手のサイクルを崩して数的有利を取った後、tod勝ちを狙う
■構築経緯
(コンセプト策定の背景)
▪️シーズン序盤、安定した受けサイクルで星を稼いでいけたが、途中から急に勝てなくなってきた。
▪️理由がわからず、受け攻めの師匠であるいっきさんに相談したところ、『今の環境だとどうしても受け切れない相手が存在するため、攻めに重心を置き、受け駒は攻め駒を通すためのクッション、相手の選出を読むための駒として活用した方が良いのではないか』とアドバイスいただいた。
▪️受け攻めを使ってありがちなのは、『受けるために受けを増やしていく』こと。これは受けきって勝つという目的に対しては正しいアプローチだが、私が好きな構築タイプとは違った。
▪️あくまで攻めを通すという目的のための受けであることを強く再認識して、構築を組み始めた。
(アオアシより)
↓
(構築スタート)
▪️今まで受けから考えていたが、ここで私はアタッカーから考え出した。
▪️抜き性能に優れていて、初手で安定した行動ができるポケモンが良いと考え、色々比較検討した結果、スカーフフェローチェを採用した。
▪️主な理由は相手のスカーフポケモンなどにも安定して初手とんぼ返りを選択できる点と、ストッパー性能が高い点、及び環境にいるサンダーにもステロが入れば高い確率で倒せる点などを評価した。
↓
▪️次にフェローチェからの引き先であるクッションポケモンについて検討した。
▪️大事なポイントは、『アタッカーを通すための場を整えられること』
▪️フェローチェを通していく上で、ステロが欲しかったため、特に良く呼ぶカプ・レヒレに対して強いクッションとなれて、サンダーを引かせた上でステロを撒けるラッキーを採用した。
↓
▪️次に、ラッキーが呼ぶ物理アタッカーをあくびで流して、ラッキーのステロと合わせてフェローチェを通す場作りができるカバルドンを採用した。
↓
▪️カバラキのサイクルでは、ウオノラゴンやウーラオス(水悪)、カミツルギ、ゴリランダー、剣舞ドリュウズなどが重かった。
↓
▪️そのため、ウオノラゴン、水ウーラオス、鉢巻じゃない悪ウーラオスに対しては、受けだしから流すことができ、汎用的に広い範囲を誤魔化せるトーチカ黒霧ドヒドイデを採用。
(鉢巻悪ウーラオスに対しても強く出れる残飯カプ・レヒレを採用していたが、テッカグヤに残飯を取られた上に、ウオノラゴン+ウーラオスの役割集中がキツかった+鉢巻悪ウーラオスが終盤減ったので、ドヒドイデに戻した)
↓
▪️また、カミツルギやゴリランダー、ドリュウズなどに強い、残飯テッカグヤを受けサイクルの補完として採用した。
↓
▪️環境トップメタには受け駒と攻め駒の両方に強い駒を採用することで、選出択を減らすことができる、ということを今期初めて学んだ。
▪️上記を踏まえ、フェローチェを通していけない受けサイクルに強く、ラッキーを出せない時のサンダー対策にもなり、ずっと使ってきて愛着のあるパッチラゴンを採用して、完成形とした。
■構築経緯のまとめ
▪️コンセプトと軸『カバラキでサイクルを回して、フェローチェ通す』に設定
▪️補完①『カバラキでサイクル回せない相手に強い、ドヒドイデとテッカグヤ』を採用
▪️補完②『フェローチェを通しにくい受けサイクルに強いパッチラゴン』を採用
■個体解説
▪️フェローチェ@スカーフ 意地
とんぼ/インファ/アクセル/ドリルライナー
146-207(252↑)-57-x-58(4)-203(252)
本構築のエース。今回初めて使ったが、めちゃくちゃ使用感が良くて好きになった子。意地特化なので火力も申し分なくて、スカーフであるため相手のスカーフに怯えず、初手のとんぼによる削りを安定して行えるのはとても偉かった。
基本的にこの構築ではフェローチェを通すことを第一目標としている。
この子が頑張ってランドやカイリューマンダ、ダイマしたウーラオスやドリュウズなどもぶっ飛ばしてくれたおかげで勝てた対戦がめちゃくちゃ多かった。
技構成はとんぼ、インファ、は確定。アクセルはサンダーや上位に氷の通りが良く、1匹倒してブーストした後はミミッキュも皮込みで倒せるため、準確定。ドリルライナーはウツロイド意識やダイマしたときの性能などを意識して採用。
▪️カバルドン@アッキ 腕白
あくび/怠ける/地震/氷牙
215(252)-133(4)-187(252↑)-x-92-67
汎用的物理受けクッション。後述のドヒドイデの方が選出率が高かったが、カバルドンでないと見れない相手もいたので、必要な存在だった。特にトップメタのエースバーンやミミッキュなどに強い枠は複数用意するべきと思っているので、ドヒドイデとカバルドンでうまく物理受けの役割分散ができていたと思う。
▪️ラッキー@進化の輝石 図太い
卵産み/ステロ/地球投げ/甘える
348(180)-x-62(252↑)-x-135(76)-70
汎用的特殊受け兼ステロ撒き要員。物理ポケモン相手にも、甘えるで起点にならないのがとても偉かった。剣舞のPP増やしてない相手を無理やり引かせて1匹で詰ましていた。ここはエースの性質に合わせて変える枠で、足の遅いエースであれば電磁波や凍える風などを採用すると良いかも。
安心の特殊受け。物理方面も普通に硬いので、行動保証があるのが強かった。
困ったら基本的に投げるくらいは信用していた。
▪️ドヒドイデ@黒ヘドロ 図太い
自己再生/トーチカ/黒霧/熱湯
157(252)-x-224(252↑)-73-163(4)-55
ラッキーとの相性が抜群で、ラキドキドサイクルの安定感が強かった。
ドヒドイデの技構成はかなり悩んだ。アタッカーの補助性能を重視するなら、毒菱や毒々も欲しいが、ミミッキュやメテオビームテッカグヤ、その他のダイマアタッカーを誤魔化すためには、黒霧やトーチカが必要だったので、これで正解だった。
トリックレヒレには、ドヒドイデにトリックさせておいて、ヘドロダメージでフェローチェを通せるまで勝手にレヒレが削れていくのが面白かった。
▪️テッカグヤ@残飯 臆病
エアスラ/火炎放射/宿り木/身代わり
204(252)-x-124(4)-127-121-124(252↑)
補完枠。残飯が余っていたのでせっかくなので残飯身代わり型。受けループ相手には、このテッカグヤで時間ギリギリまでtodを仕掛けて、最後にパッチラゴンのダイマでダメージ的に勝つことをねらっていた。また、補完のパッチラゴンとの相性が抜群で、パッチラゴンを選出するときには基本的にセットで選出していた。
▪️パッチラゴン@珠 陽気
電撃嘴/逆鱗/燕返し/火炎放射
179(108)-133(100)-116(44)-
90-91(4)-139(252↑)
前に作った調整なので、調整にあまり意味はない。
フェローチェを出せない構築に強めで補完としては高相性。こいつを出す時は、初手ダイマから受けで詰ませる筋をできるだけ狙っていく。
補完なので選出率は低めだったが、選出誘導という出さなくても発揮する性能が優秀だったので、その意味でも補完として優秀だった。
■主な選出
①フェローチェ+カバラキドヒドカグヤから2体
②パッチラゴン+テッカグヤ+カバラキドヒドから1体
■さいごに
最終日付近はSwitchをさわれなくて潜ることができなかったので、あそこでちゃんと潜れてたらなーという後悔が少しあります。
ただ、2000乗ってから少しだけ潜って上を目指せたのは進歩かなと思います。
この構築はレート2000に初めて載せるまで勝率91.6%(22-2)、5連勝で一気に乗せれたので、強いのは間違いないかと思っています。
レンタルも公開しているので興味のある人は使ってみてください!
次は最終2桁を目指します!!
■Special Thanks!
▪️いつも構築相談受けてくれる、ぬまごりらさん
▪️受け攻めの師匠である、いっきさん
▪️いつも仲良くしてくれて愚痴を聞いてくれる、らんどくん、ちきんぽけさん
▪️今回構築を組む上で色々新しい考え方を与えてくれた、かもねぎなべさん
▪️対戦していただいた皆様!
1月はプライベートがあわただしくなるのと、記事執筆と色厳選をメインにやっていきたいので、ランクマはお休みします!
ありがとうございました!