カバマンダ撲滅委員会

ポケモンシングルレート2000達成したので開きました。構築記事を掲載します。

【最終:410位 レート2006】【 鋼鉄の電撃サイクル パッチガアアシレ】

皆さんこんにちは

 

マヒナです。

 

今期も前期と同様、この自分の好きな構築をずっと信じて戦い抜くことができたので、とても楽しかったです。

 

前期はあと一歩のところでレート2000に乗れませんでしたが、今期はようやく8世代初のレート2000を達成でき、充実したシーズンとなりました。

 

7世代でずっと使っていたアゴハッサムと同様、対面操作からのエースを通す構築で、使っていて楽しいサイクル構築になっています。レンタルパーティーも公開しておくので良かったら参考にしてもらえると幸いです。

 

■パーティー画像

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■最終順位画像/レート

◯レート:2006

◯最終順位:410位

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■コンセプト

▪️対面操作
  + 抜きエース
   + 詰まし、崩し、対面

 

■構築経緯(簡易)
▪️パッチガアアシレのサイクルは引き続き刺さりが良いと感じたため、前期の課題だったカバギャラドラパルトに強く出れるポリゴン2ヒヒダルマと変えて採用した。

▪️パッチラゴンや相手のエースバーンの処理ルートを増やすため、また相手のカバルドンに仕事をさせずに削り、こちらのパッチラゴンを通すために、エースバーンの型を最終日前夜に襷挑発カウンター型に変更した。

 

■構築経緯(詳細)
▪️環境にパッチラゴンが刺さっていて、通りが良いと感じたので、前シーズンから引き続きパッチガアサイクルを使うことにした
 →アーマーガアの対面操作からパッチラゴンを通していく勝ち筋をメインの勝ち筋に設定

(参考)前期の構築記事

【最終順位:248位 鋼鉄の電撃サイクル パッチガアアシレ】 - カバマンダ撲滅委員会

 

 

▪️パッチガアサイクルの補完として優秀でかつ、ゴリランダー以外には環境に実は刺さっている残飯身代わり瞑想アシレーヌも継続して採用。苦手なゴリランダーにはアーマーガア引きが安定するので、対面性能も詰まし性能も高く動かしやすかった。

 →パッチガアで荒らした後、残飯瞑想アシレーヌで詰めていく勝ち筋



▪️次に、前期の構築ではカバルドンをラムビルドエースバーンで誘って処理するプランだったため、カバルドン+ギャラドスなどの構築に対して不利を取りがちであった。そこでカバギャラの並びに強く出れる、ポリゴン2を採用。型については戦術の幅を広げることのできる、トリックルームにした。
 →トリルにより下からパッチラゴンやアシレーヌを通していく勝ち筋

 →パッチラゴンで荒らした後に、ポリ2とアーマーガアのサイクルでtodする勝ち筋



▪️次にスカーフドリュウズを採用した。理由は主に以下の2点。
▪️明確にトゲキッスに強めなポケモンがおらず、トゲキッス入りに対して、ダイマを切らなくても、処理するルートを確保するため
▪️ここまで電気が一貫するため、環境に増えたスカーフパッチラゴンに対して後手に回る展開が多く、スカーフパッチの上から処理できるようにするため



▪️最後に、この構築で対面性能が足りておらず、また炎打点も足りていなかったため、初手の選出択に悩まされていた。

▪️また前期のエースバーンはダイマ前提の型でパッチラゴンとの同時選出がしにくく、選出が窮屈になっていた。

▪️そこで初手に起きやすく、型が多く相手が型を断定しづらい点を評価し、襷エースバーン採用して構築の完成とした。


▪️特にカバルドン入りにもパッチラゴンを出していく必要が環境上あったので、カバルドンのあくび展開を止めつつ、カバルドンを削ってパッチラゴン圏内に入れられる点を評価して、挑発を採用した。これにより下位のよくわからないパーティー相手にも、テンポを取らせないようにする立ち回りが可能になった。
 →襷エースバーン+ダイマパッチラゴン+ポリゴン2の対面選出の勝ち筋の創出

 

■個体解説

◯パッチラゴン@珠 陽気 はりきり

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185(156)-132(92)-116(44)-90(0↓)-91(4)-134(212↑)

電撃嘴/逆鱗/火炎放射/燕返し

 

前期の記事から変更無し

S:意地ギャラドス抜き

A:B252振りダイマラプラスを嘴で高乱1

ダイサンダーで無振りキッス高乱1

残り耐久

 

最強のエースである相棒

高い攻撃力で有利対面から、こちらに有利な択を仕掛けていけるポケモン

調整は前期から変わらず、友人のぬまごりらさんに考えてもらったものだが、自慢の調整で何度も絶妙な火力と耐久と素早さで救ってくれた。この調整が一番強いと確信を持って言える

受けループはアシレーヌで荒らした後にこの子の択を通して倒す。

レート2000にのった時の対戦も、パッチが相手の受けルを崩してくれた。

最終日、有名強者の方々と当たって勝てたのはこの子のおかげ。

 

火炎放射はけたげりとの選択だったが、鉄壁ジバコがそこそこいたので、火炎放射で正解だった。

 

 

◯アーマーガア@ゴツメ のんき ミラーアーマー

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205(252)-107-172(252↑)-x-106(4)-64(0↓)

アイへ/ボディプレス/とんぼ返り/羽休め

 

前期の記事から変更無し

S:カバルドンの下を取るために最遅

HBにぶっぱ

 

Aをふってダイスチルでトゲキッス飛ばす調整も有りだが、役割に集中してほしかったので、耐久に振り切った。

珠陽気エースバーンの火炎ボール 6.8%の低乱

 

8世代における相棒。

7世代におけるメガハッサムを思わせる性能をしている。

このアーマーガアのとんぼ返りから、有利な対面を作り出してゲームメイキングを行う

そこからパッチラゴンを通して勝っているときが一番楽しかった。

色ちを粘っていたら、菱形で産まれてくれたのも最高。かっこいい。大好き。無駄に巨大スープ飲ませて巨大個体にした

この子自身も相手が物理だけになったら、ダイスチルから詰めていくこともできる。

この構築、誰でダイマ切っても強いのが自慢。

 

 

アシレーヌ@残飯 ずぶとい 激流

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185(236)-x-129(188↑)-147(4)-137(4)-90-(76)

身代わり/瞑想/熱湯/ムンフォ

S:4振りアーマーガア抜き抜き

残りHB振り

 

前期から変更無し

木の実鉄壁レヒレを使ってた時のような詰まし性能、身代わり瞑想による崩し性能。求めていた性能が詰まっている型。

受けループには、このアシレーヌで時間ギリギリまで粘ってからパッチラゴンを着地させて、ダイマを切ると相手との体力差で勝ちやすかった。

襷ドラパルトが多かったので、初手に出すことが多かった。

初手率、選出率ともに最も高い。この子でエースバーンとダイマを打ち合うことも多かったので、ダイマ率も上位。

今期はこのアシレーヌがかなり刺さっていて、アシレーヌで詰まして勝つ対戦が多かった。

 

このアシレーヌが苦手なゴリランダーに対しては、アーマーガア引きが安定し、そこから相手の交代にとんぼ返りを合わせることで、有利対面で身代わりや瞑想からテンポを取っていくことができた。

ポリゴン2にも上から瞑想積みまくって起点にしていた。

 

 

◯エースバーン@襷 陽気 リベロ

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159(28)-181(212)-96(4)-x-96(12)-168(252↑)

挑発/カウンター/ふいうち/火炎ボール

 

自慢の挑発型

パッチラゴンと共に入れておくと、ほぼ確実にカバルドンがやってくる。エースバーンを初手に出すと、カバルドン後投げからあくびやステロから入ってくるので、挑発がよく刺さった。

カバルドンを削ればパッチラゴンが通る構築が多くカバルドン以外にエースバーンの火炎ボールを受けるのも難しい構築が散見されたので、狙い通りの活躍をしてくれた。

襷で挑発入れてるエースバーンはあまり見ないが、かなり強い型だったと思う。挑発+カウンター、挑発+ふいうち、がシナジーがあった

特に死に出しギャラドスミミッキュを挑発で起点にされるのを塞ぎ、裏をぶち抜かれないようにできたので、襷エースバーンには必須なんじゃないかってくらい、重宝した。

この子を襷にしてから、襷エースバーン+ダイマパッチラゴン+ポリゴン2などの対面選出ができるようになり、選出の幅が一気に広がった。この変更がなければ20は達成できてなかったと思う。

 

 

ドリュウズ@スカーフ 陽気 型破り

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191(44)-176(164)-81(4)-x-91(44)-154(252↑)

アイへ/地震/瓦割り/ステロ

 

S:ぶっぱ

調整はどこかのを参考にした。

 

自分が信頼しているトゲキッス対策

こいつのおかげで助かった場面が多々あった。特に、他のポケモンダイマを切ったとしても、ダイジェットを2回積ませなければ、上から処理が可能になる点が良かった

前期はあまり出さなかったが、今期はまたトゲキッスが増えたため、選出率はかなり高かった。瓦割りのところは岩技と悩みつつ、結局瓦割りにしていたが、最終日はそれが活きる場面が多かったので、正解だった。

 

特に後述のポリゴン2ダイマした場合に、トゲキッスにダイアタックでS下げるなどもでき、トゲキッスの上からの処理手段を確保できていると立ち回りの安心感が違う。

 

ポリゴン2@輝石 のんき ダウンロード

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191(244)-101(4)-154(236↑)-127(12)-117(12)-72(0↓)

再生/トラアタ/トリル/イカサマ

 

今期から新たに参入した子。

メンバーとはすぐに打ち解けて、色々な選出パターンに組み込むことができた。

特にこの構築で苦手とするドラパルトやカバギャラに強く、穴を埋めるのにこれ以上のポケモンはいなかった

 

また、トリルはパッチラゴンの微妙なSを活かすことができ、技スペ1つで勝ち筋を増やすことができる偉い枠だった。

トリルの他にもダイアタックやトラアタ麻痺など含めてS操作手段が多くあり、上から制圧するのが強いパッチラゴンと組ませるのに向いているポケモンだった。

アーマーガアと共にtodできる筋も増えて、勝ちに大きく貢献してくれた。

 

ポケモンごとの選出率と勝率

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 →パッチラゴンは苦手な構築にもエースとして出てもらっていたので、勝率が少し落ちているが、全体的に勝率が良かった。

 メインロムは102戦69勝の68%の勝率でレート2000達成できた。

 ダイマ率はほぼ全て同じくらいだと思う。

 

■選出

まず選出ごとの勝率がこちら

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▪️パッチラゴン、アーマーガア、アシレーヌ

 →一番多かった選出。

 アーマーガアの対面操作から、通し性能、崩し性能共に優れたパッチラゴンで制圧していったり、アシレーヌの有利対面から瞑想で詰ましにいったり、アーマーガアのダイスチルから物理を詰ませにいったりと、勝ち筋が豊富な選出

 

▪️アシレーヌドリュウズポリゴン2 or アーマーガア

 →ドリュウズが刺さっている時に出す選出

  最終日付近で急に増えた選出。トゲキッス絡みの構築に刺さりが良かった

 

▪️エースバーン、パッチラゴン、ポリゴン2 or ドリュウズ or アーマーガア

 →襷エースバーンからダイマパッチラゴンを通していく対面選出

 ラストは刺さりを見て変更していたが、ポリ2だとトリルからパッチラゴンを再利用する手段もあった。

 

 

■苦手な相手

▪️択の強い受けループ使い

▪️特殊エースバーン

 

■終わりに

 ずっと同じ構築を使い続けて、ようやく初のレート2000を達成でき、正直めちゃくちゃ嬉しいです。

 自分の信じた構築は弱くないと証明できたような気がしてます。

 

■Special Thanks!

▪️ぬまごりらさん

 いつも相談乗ってくれてありがとう!!

 最終日にメンタル面のアドバイスしてくれたおかげで落ち着いた気持ちで潜れたのが、本当にでかかった。

 

 

▪️チャンタさん

 色違いドリュウズ本当にありがとうございました!終盤めちゃくちゃ活躍してくれて、ドリュウズいなかったら20達成はできませんでした!

 

 

▪️ちきんぽけさん、らんどさん

 いつも愚痴聞いてもらってありがとうございます。笑

 らんどくんレート復帰おめでとう!

 いやほんと早く飲みに行きたい。笑

 

 

▪️ちゃっくさん

 色々構築の感想やアドバイスをくれて、一人じゃ煮詰めていけなかったところ、本当に助かりました!8世代のアゴハッサム極めていきましょ!

 

 

対戦していただいた皆様、ここまでお読みいただいた方々ありがとうございました!!