カバマンダ撲滅委員会

ポケモンシングルレート2000達成したので開きました。構築記事を掲載します。

ダイマックスバトン考察②

皆さん、こんにちは。

 

マヒナです。

 

今回は、前回提案したダイマックスバトンについて、その後試しに試しまくったので、前回の考察の続きをご紹介していきたいと思います。

 

前回の記事を読んでない、ダイマックスバトンって何?という方はこちらから。

【剣盾:構築案】ダイマックスバトン - カバマンダ撲滅委員会

 

【目次】

■1.ダイマックスバトンのバトン役について

■2.バトン先と組み合わせについて

■3.起点作成要員について

 

【前回のおさらい】

 ダイマックスバトンとは、バトンタッチを覚えたダイマックスエースが、ダイマックス技によって上昇した能力をバトンタッチすることで、選出全体のパワーを維持する戦術のこと。

 

【本文】

■1.ダイマックスバトンのバトン役について

ダイマックスバトンのバトン役については、色々候補を上げておりました。

ドラパルト、トゲキッス、エースバーン、ルチャブルアイアント、、

 

その中で、私が最も優れてると感じたダイマックスエースは、こいつです。

 


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@弱点保険

りゅうのまい、バトンタッチ、ドラゴンアロー、はがねのつばさ

 

まぁ、当然ですよね(すまん、エースバーン)

 

利点については、以下の通り

①S上昇手段がダイマックスに依存しない

 ダイマックス依存のトゲキッスやエースバーンの場合、ダイウォールやステロダメ落ちなどで透かされた場合、Sを上げることができません。

 また、ダイマックス前提のポケモンは、バトン先にダイマックス権を譲るという選択肢を取ることができないため、その分立ち回りの幅が狭いです。

 ドラパルトの場合、龍舞を積むことで、ダイマックスに依存しないS上昇をすることができ、ダイマックスターンとポケモンを選ぶことができます

 デメリットはダイマックスで攻撃しながらS上昇できない点ですが、ドラパルトの場合、初速がそもそも早いので、そのデメリットをあまり感じることがありませんでした。

 

ダイマックス技の能力ダウンを受けない

 ドラパルトは特性クリアボディのため、威嚇や岩封などによる能力ダウンを受けません。(型破り除く)

 また、ゴーストタイプのため、ノーマルのダイマックス技を受けることがありません。

 この特性は非常にバトン役に向いています。

 

かわらわりを無効化できる

 ドリュウズなどは稀に壁展開対策でかわらわりを搭載していたりしますが、ドラパルトは格闘無効のおかげで、かわらわりを透かすことができます。

 

④初速の高さで、バトン後にも役割を持ちやすい

 例えばトゲキッスなどは、バトンをしたあと、バトン先が倒れた場合、初速も高くなく、削れた状態で役割を持つことは難しいです。

 その点、ドラパルトは初速の高さのおかげで終盤のスイープ役を担うこともできます

 

色々なバトン役を試しましたが、以上の理由から、ドラパルトが最適解と判断しました。

 

■2.バトン先と組み合わせについて

 バトン先に求める要素を整理しました。

 ①バトン要員が苦手なポケモンに受けだし、起点にできる

 ②S112以上、最低S107を実現できる(S112:1加速で最速100属抜き、S107:2加速で最速ドラパルト抜き)

 ③通りの良い技範囲 or 一貫性のある高火力技

 ④詰ませ性能の高さ(耐久と火力を同時に上げられる積み技と回復技持ち)

 ※③④はいずれか一つが必要。

 

それらの条件を満たし、かつ実際に使って優秀だと感じたバトン先と組み合わせるバトン役を紹介します。

(ドラパルトが最適と先述したが、バトン先のポケモンから組み始めるなら、ということで、ドラパルト以外も紹介します。)

 

◯アーマーガア×ドラパルト

 
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 ドラパルトが不利を取る相手を起点にビルドで無双していきやすく、詰ませ性能が極めて高い。最近メタられてきたが、逆に言うと相手の選出を読みやすいので、パーティーには入れ得。

 アーマーガアミラーに強くするか否かで型が全く変わる。

 アーマーガアに強くするなら、挑発があれば、S112まで振って後は耐久で良いと思う。ドラパルトで+1でダイマックスせずにバトンし、ダイマックスをアーマーガアで切れば、アーマーガアミラーのS勝負はまず負けない

 私はアーマーガアが呼ぶロトムなどに強くなる、つけあがる型をしばらく採用していた。

 積んだつけあがるは、ロトムや電気ポケモンを一撃で飛ばしていくことができ、とても強力だった。

 つけあがる1ウェポンだと、フェアリータイプに押し負けることがあったので、つけあがるとアイヘ両採用型を検討してみたりなど、まだまだ開拓の余地のあるポケモンだと感じた。

 

◯ウオノラゴン×トゲキッス

 
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 水龍の優秀な耐性。ドラパルトと、というよりトゲキッスと相性良好。Sを上げた鉢巻ウオノラゴンが強すぎて、水の通りが良いパーティーにはバトンが成功したらそれだけで試合が終わるほど。

 ラプラスシャワーズなど、最近はウオノラゴン対策がパーティーに入っており、またミミッキュで止められやすい点が難しいところだが、パーティーにいるだけで相手の選出を制限できる点も含めて強力だった。

 

サザンドラ×エースバーン

 
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 優秀な耐性と数値、特にエースバーンとの相性が良い。

 タイプ的にもそうだが、特にエースバーンが呼ぶドヒドイデやヌオーなどの受けポケにサザンドラが強いため、そういう意味で相性が良い。

 ドヒドイデやヌオーに対しては、S上昇をバトンする必要はないのだが、裏からこちらの崩し枠を潰しにくるスカーフヒヒダルマなどの上を取って、倒すことができるので、受け攻めスイッチサイクルへの回答となる。

 

ウインディ×ドラパルト

 
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 ドラパルトと組み合わせたいバトン先、個人的評価No1

 私が使っている上記のドラパルトだと、鋼タイプへの打点がなく、突破できない。

 そこで、炎技を持ったポケモンがバトン先には適している。(格闘はアーマーガア、ギルガルド。地面はアーマーガアへの打点にならない)

 その中でも、ウインディは特性威嚇や貰い火など、ダメージを軽減して降臨しやすい

 また、ウインディは技範囲は優秀だが、数値が足りないと言われてきた。その数値の足りなさを龍舞バトンでカバーできた場合、高いSからの多彩な技範囲と火力を実現でき、数値受けポケモンでないと止めることは難しい。珠や達人の帯などを持たせたい。

 特に今のトップメタには弱点を突きやすく、環境に刺さっていると感じる。

 

◯ピクシー×ドラパルト

 
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 ドラパルトが受けるドラゴン技に受け出すことができ、優秀な積み技である瞑想を覚える。

 個人的には、回復技を持たせアシパなどで押していく型より、珠を持たせ、ウインディと同じく技範囲と火力で押していく型が使いやすいと思う。

 ドラパルトのダイスチルでBと龍舞にてSを上げた後、自分でDとCを上げられるため、詰め性能が極めて高い

 (最終手段で小さくなるで運ゲしかける手段も)

 特性マジガのおかげで毒で誤魔化せたりもしないので、受けサイクルにも強め。

 

■3.起点作成要員について

 起点作成と言えば、主には壁orステロだが、このダイマックスバトンの場合、優先するべきは壁であるという結論に至った。

 理由は、ダイマックスバトンを成功させるためには、こちらのダイマックスターンを消費し、ダイマックスターンが切れた次のターンで先制技で倒されない程度の体力を用意しておく必要があるからである。

 そのため、ダメージを抑えられる壁の方が優先度が高い。

 

自分は、ドラパルトとも相性の良い、オーロンゲに光の粘土を持たせて運用していた。

 

以上で今回のダイマックスバトン考察記事は終了となります。

ダイマックスバトンに興味ある人は、是非一緒に考察しましょ!

ご不明点、質問があれば以下まで。

@mahina_poke